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更新日:令和6(2024)年5月2日
ページ番号:571136
一般会計予算総額 2兆1971億円
令和5年度当初予算は、危機管理や安全確保に取り組みつつ、総合計画の目標年度である6年度に向けて、将来の千葉県の発展につなげていくための予算としました。
県内経済の活性化や子育て・教育施策をはじめ、医療・福祉、農林水産業や観光、文化・スポーツなど、各分野にわたり総合計画に掲げた施策を確実に実施していきます。
さらに、令和4年度2月補正予算と一体的に編成し、物価高騰対策にも取り組んでいきます。
問い合わせ 県財政課
電話番号 043-223-2072 FAX 043-224-3884
県民一人当たりの歳出額は…35万円
防災減災対策として、津波浸水予測システムを活用した防災訓練、地震防災戦略の改訂に向けた被害想定調査、消防救急無線の更新などを行います。
一宮川流域をはじめとする河川の浸水対策や海岸保全施設の整備、小規模河川への水位計・監視カメラの設置を進めるほか、盛土を規制する区域を新たに指定するための調査を行います。
電話de詐欺※1の被害防止に向けて高齢世帯への戸別訪問を行うほか、防犯アドバイザーを配置する市町村を支援します。また、飲酒運転の根絶や「ゼブラ・ストップ活動※2」の啓発を強化します。
消費者トラブルや悪質商法の被害防止に向けた広報啓発や相談体制を充実します。
※感染症対策については、状況を見定めながら必要な対応を行います。
※1 電話de詐欺…オレオレ詐欺や還付金詐欺などの特殊詐欺を総称した、千葉県独自の広報用名称
※2 ゼブラ・ストップ活動…横断歩道の「歩行者優先」を運転者に徹底させる活動
将来を見据えた産業を誘致・創出するため、本県経済をけん引していくことが期待される地域について、現状や将来性、優位性などを調査します。
成田空港のさらなる機能強化や京葉臨海コンビナートの脱炭素化、洋上風力発電の導入や水素の利活用などを地域経済の活性化につなげていくため、それぞれ必要な基礎調査を行います。
県内各地の課題解決に向け、中小企業や大学などが連携して取り組む実証実験を支援するほか、県内へ立地する企業への助成について、新たに賃借での立地を対象とします。
革新的な技術を有するベンチャー企業への短期集中的な伴走型※5の相談支援などに取り組むとともに、起業を志す人材を育てるため、小学生から各年代に応じたプログラムを実施します。
スマート技術の活用や国内外で需要が高まっているサツマイモの生産拡大に向けた施設整備への支援を行うほか、有害鳥獣対策の担い手確保にも取り組みます。また、県産農林水産物の魅力を消費者に知っていただくための集中プロモーションを行います。
北千葉道路をはじめとした道路ネットワークの整備を進め、銚子連絡道路や長生グリーンラインの一部区間について、年度内の開通を目指すとともに、圏央道の整備促進や通学路の安全対策に引き続き取り組みます。また、千葉港の再編など港湾整備を進めるほか、将来の担い手確保につながる建設業の魅力発信を行います。
※3 SAF…持続可能な航空燃料
※4 カーボンニュートラル…温室効果ガスの「排出量」と「吸収量」を差し引きゼロにすること
※5 伴走型(支援)…対話を重ねながら課題解決の支援を行い、中小企業の自立(自走)を促すこと
地域医療を支える医師・看護師などを確保するため、修学資金の貸し付けなどを継続します。また、24時間の往診体制や発達障害児などのオンライン診療体制の構築に向けたモデル事業を実施します。
老朽化が著しい千葉リハビリテーションセンターの再整備工事を始めるほか、医療的ケア児※6などの介護を行う家族の負担を減らすため、短期入所事業所の開設を支援します。
※6 医療的ケア児…たん吸引などの医療的ケアが日常的に必要な子ども
自然体験活動を通して子どもの主体性などを育む「自然保育」をはじめ、保育の質の充実に向けた取り組みを進めるほか、結婚支援を含む少子化対策に県全体で取り組みます。また、子ども医療費助成制度を拡充し、自己負担額に月額上限を設けるとともに、第3子以降の公立学校の給食費無償化を継続します。
児童虐待防止対策として、児童相談所の整備や職員の増員に引き続き取り組みます。また、ヤングケアラー※7の支援体制を強化し、相談窓口の設置などを行います。
深刻な教員不足の解消を図るため、人材サービス会社と連携した採用プロモーションなどの緊急対策を行います。また、県独自の専科教員をはじめ、スクールカウンセラーやスクール・サポート・スタッフ※8を増員するほか、DX※9専門人材をモデル的に配置するなど、多様なスタッフを充実させ、教員の負担軽減と教育の質の向上を図ります。さらに、県立学校のトイレ改修工事を前倒しし、令和11年度までに全てのトイレを洋式化します。
※7 ヤングケアラー…家事や家族の介護などを日常的に行う子ども
※8 スクール・サポート・スタッフ…授業準備や掲示物作成など、教員の業務を支援するスタッフ
※9 DX…デジタル技術を活用し業務を改善すること
SDGs※10やダイバーシティ※11を推進するため、「ちばSDGsパートナー登録制度」の登録促進などを図ります。また、福祉全般の相談にワンストップで対応できるよう、中核地域生活支援センター※12の体制を強化するとともに、重層的支援体制※13の構築に取り組む市町村を支援します。
※10 SDGs…持続可能な開発目標
※11 ダイバーシティ…一人一人が互いを尊重し多様性を認め合うこと
※12 中核地域生活支援センター…制度のはざまや複合的な課題を抱えた方などの相談を受ける、千葉県独自のセンター
※13 重層的支援体制…市町村全体の支援関係者が断らず受け止め、つながり続ける支援体制
二地域居住を含めた移住・定住を促すための情報発信の強化や、地域企業と副業を希望する方とのマッチングに取り組みます。また、「千葉の海・大使」を任命するなど、県の宝である海の魅力発信を一層推進します。
カーボンニュートラルの実現に向けて、家庭における蓄電池や電気自動車の導入、産業部門における省エネ設備やZEB※14の導入、バス・タクシーなどへの次世代自動車の導入を支援します。
千葉県が誕生してから150周年の節目の年となることから、市町村が実施するイベントの支援や株式会社オリエンタルランドとの連携事業など、さまざまな取り組みを行います。また、文化芸術やスポーツの振興も進めます。
※14 ZEB…快適な室内環境を実現しながら、省エネと創エネで正味のエネルギー消費ゼロを目指した建物
県への各種納付手続きのキャッシュレス化を進めるとともに、県立学校の入試において、オンライン手続きが可能な学校を増やします。また、運転免許手続きについて、12月からWebでの事前予約を開始するなど、利便性向上に取り組みます。
生活困窮者の支援体制の整備・充実を図るため、フードバンクや子ども食堂などを運営する団体を支援します。また、家庭の光熱費の負担を減らすため、省エネ家電の購入を支援するほか、食品価格や物価の高騰の影響を踏まえ、電子クーポンによるプレミアム食事券の販売や旅行支援を引き続き実施します。
道路、公園、上下水道、県立高校などを整備するため県債を発行します。
利率 国債などの長期金利を参考に決定
償還方法 満期一括
利払い 年2回
購入可能額 額面1万円から上限なし(1万円単位)※利率により変更する可能性があります。
取扱窓口 銀行および証券会社の県内本支店 ※取扱金融機関は月により異なります。
発行月 /種類 |
5年 4月 |
5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 6年 1月 |
2月 | 3月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10年債 | ー | 200 | 200 | 200 | ー | ー | ー | ー | 200 | ー | ー | 200 |
5年債 | ー | 200 | ー | ー | ー | ― | ー | ー | ー | ー | 200 | ー |
※発行月・額については、変更する場合があります。
5月の県債は5月11日(木曜日)から募集予定(利率は5月10日(水曜日)に公表)。ホームページでは発行条件や県債に関するQ&Aなどもご覧になれます。
問い合わせ 取扱窓口または県財政課 電話番号 043-223-2074
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