ここから本文です。
ホーム > 県政情報・統計 > 県のご案内 > 知事のページ > 令和3年3月以前のページ > 知事定例記者会見|令和3年3月以前 > 令和元年度知事定例記者会見 > 知事定例記者会見(平成31年4月25日)概要
更新日:令和5(2023)年12月22日
ページ番号:20863
日時 | 平成31年4月25日(木曜日)10時30分~11時01分 |
---|---|
場所 | 本庁舎1階多目的ホール |
動画 | 平成31年4月25日知事定例記者会見(動画) |
知事
はじめに、昨日、都内で開催された「九都県市首脳会議」について、お話をいたします。
私からは、「児童虐待の防止に向けた共同宣言」を提案したところでございます。本年1月、野田市で小学4年生の女児が両親からの虐待により亡くなるという重大な事件がございました。児童相談所が一時保護したにも関わらず、防ぐことができなかったことは大変重く受け止めており、「このような事件を二度と起こしてはならない」、「子どもの生命を守ることを最優先する」という強い決意の下、各部局が全力を挙げて対策をするよう指示し、取り組んでいるところでございます。この事件を受け、県ではまず、児童相談所の職員を増員し、警察OB、非常勤弁護士を全ての児童相談所に配置したところでございます。これまでの児童相談所職員の増員により、経験の少ない職員が多くなるなどの課題も生じてまいりました。そこで、職員の研修の充実等による虐待事案に対する対応力の向上や体制を強化するとともに、市町村等関係機関との連携の拡充など、児童虐待防止対策の強化・拡充策を検証委員会の検証結果を待つことなく、現在早急にまとめているところでございます。詳細につきましては、連休明けに公表できる見込みでございます。今回の九都県市首脳会議では、児童相談所、市区町村、学校、警察、地域などが連携を強化して、未来のある子どもの大切な命が二度と失われることがないよう、九都県市一丸となって、児童虐待防止に全力で取り組んでいくことに御賛同いただきました。児童虐待の防止につきましては、強い決意をもって、野田市の事案に係る徹底した検証と、児童虐待防止対策の強化・拡充に取り組んでまいります。
知事
次に、観光立県ちば推進基本計画について、お話をいたします。
県では、少子高齢化や人口減少、訪日外国人旅行者の急増などの社会環境の変化や、東京オリンピック・パラリンピックの開催等を踏まえ、新たに、第3次となる観光立県ちば推進基本計画を策定しました。この計画では、「繰り返し選ばれる国際観光県ちば」を目指すべき姿として、これを実現するために、3つの戦略を掲げました。1つ目は、「国内外からのリピーターを獲得できる観光地域づくり」でございます。これまで進めてきたトイレや駐車場などの整備に加え、多様なニーズに応える体験型観光プログラムの磨き上げや、誰もが安心して旅行を楽しめるユニバーサルツーリズム等を推進してまいります。2つ目は、「本県の優位性を活用した国内外へのプロモーション」でございます。ますます便利になった成田空港や圏央道・外環道などの整備により、更に身近になった千葉を訪れていただくため、本県の観光の魅力を国内外に発信し、積極的なプロモーションを展開いたします。3つ目は、「観光ポテンシャルの磨き上げ」でございます。オール千葉でのおもてなしの機運を加速させるとともに、県産品のブランド化や地域の観光資源の掘り起こしを進めます。いよいよ東京オリンピック・パラリンピックまで1年あまりとなりました。大会の効果を最大限に生かすとともに、開催後も繰り返し本県へ訪れていただけるよう、オール千葉で国際観光県ちばの実現を目指してまいります。
知事
次に、四街道市、東金市、栄町が新たに設置する防犯ボックスについて、お話をいたします。
県では、地域の防犯力を向上させる取組として、市町村による防犯ボックスの設置を支援しています。昨年度までに6つの市や町で防犯ボックスが設置され、地域住民の方々や警察などと連携して防犯活動が行われています。さらに、今月からは、四街道市、東金市、栄町で運用が開始されています。これにより、県が設置している3か所と合わせて、県内の防犯ボックスは合計で12か所となりました。このうち、四街道市が鷹の台に設置した防犯ボックスでは、この23日に開所式が行われ、私も出席させていただいたところでございます。また、本日午後、東金市が田間中央公園内に設置した防犯ボックスの開所式が行われ、さらに、明日26日には、栄町が安食駅前に設置した防犯ボックスの開所式が行われます。東金市長、栄町長出席のもと開催されるそれぞれの開所式には、私も出席し、近隣自治会、自主防犯団体の皆さまと一緒に、テープカットなどを行います。防犯ボックスは、地域の方々にとって身近な存在となっており、安心感の向上に大きく貢献しているという声を聴いております。今後も、防犯ボックスをはじめとした地域の防犯力向上の取組を進め、誰もが安全で安心して暮らせるまちづくりを市町村とともに進めてまいります。
知事
次に、東京2020オリンピックの観戦チケットの販売について、お話をいたします。
東京2020オリンピックの開催まで、すでに500日を切りました。いよいよ来月9日から大会の観戦チケットの抽選申込受付が開始されます。これに先立ち、今月18日から観戦チケット販売サイトがプレオープンしており、席の種類や価格などのほか、競技スケジュールなどをあらかじめ確認していただくことができます。チケットの販売は、今回の抽選販売、秋からの先着順販売、来春以降の店頭販売の3段階となっており、今回はその第一弾となります。本県では、レスリング、テコンドー、フェンシング、サーフィンの4競技が開催されます。公式サイトで県内開催競技のルールや見どころを事前に学んだり、今年開催される世界大会を生で観戦することにより、競技の面白さが倍増します。チケットは3,000円程度からで、気軽に購入できるものもあります。ぜひチケットを手にして、大会の感動、興奮を味わっていただきたいと思います。
知事
次に、ゴールデンウィークにおすすめのイベント情報でございます。はじめに、幕張メッセでのイベント情報をご紹介いたします。今回で25回目を迎える日本最大級の「幕張メッセどきどきフリーマーケット2019」が、来月3日から5日まで開催されます。今年も、日替わりで毎日約1,600店が出店する巨大フリーマーケットをはじめ、様々な企画が盛りだくさんでございます。手作りのアクセサリーや小物など、世界に一つしかない作品を販売する「手づくりアートマーケット」は、昨年もたいへん好評だったため、エリアを拡大して展開します。グルメコーナーでは、全国の名産品などが集まる「幕張うまいもん祭り」のほか、新たな企画として、皆さまの投票によって千葉県内の人気ナンバーワンどんぶりを決定する「幕張D1選手権」が開催されます。自慢の食材を使い、工夫を凝らした県内各地のミニどんぶりが、ワンコインの500円で楽しめます。次に、県立中央博物館春の展示ついて、お話をさせていただきます。千葉市にある県立中央博物館では、6月2日まで「千葉の鉄道物語」を開催しております。この展示では、県内の鉄道の写真や模型、実際に使用した路線図などを展示しております。なかでも、昭和38年頃の都市再開発によって変わりゆく千葉駅周辺の姿を写真で紹介している展示は、見ごたえがあります。この機会に、千葉県の鉄道の歩みをたどってみてはいかがでしょうか。最後に、県立房総のむらの「春のまつり」について、お話をいたします。来月3日から5日までの3日間、栄町にある「県立房総のむら」で、毎年恒例の「春のまつり」を開催いたします。神楽や大道芸の上演などのイベントを行うほか、伝統的工芸品の実演販売なども御用意して、お待ちしております。この他にも県立博物館や美術館では、ゴールデンウィークに楽しんでいただける展示やイベントが目白押しでございます。御家族やお友達など、お誘いあわせのうえ、ぜひお越しください。最近、交通事故の報道をよく耳にします。皆さま、お出かけの際は、事故のないようくれぐれも気をつけていただきたいと思います。私からは以上でございます。
記者
よろしくお願いいたします。私からは、まず九都県市首脳会議の件ですけれども、昨日の会議で森田知事が、虐待防止に向けた取組の強化ということで共同宣言を提案されまして、全会一致で採択されました。この宣言を提案された意義やその思い、狙いについて、いま一度お聞かせください。
知事
そうですね、本当に悲しい出来事であります。女児虐待死亡事件、これは児童相談所が一時保護など、行政機関が関与していたにもかかわらず、防ぐことができなかったということは大変重く受け止めております。何しろ、私は今回の提案に当たっては、九都県市一丸となって、みんな私は同じ思いだと思います。ですから、児童虐待防止に全力で取り組むことが必要だと、そのような強い思いから提案したということでございます。
記者
こちらの共同宣言と同じく神奈川県の黒岩知事からも、虐待防止に向けて国への要望という形で、関係機関の職員の増員であったり育成について求める要望も出ましたが、例えば、県として今後どのように取り組んでいくか、お考えをお聞かせください。
知事
そうですね、職員の増員、それから、今どうしても若手の人が経験が浅いということもあって、その辺をしっかりとフォローしていかなければいけない。そういうところも含めて今検討をし、また、これから実行しようとしているところでございます。
記者
今後、例えば次の議会等に、また議案として提案されるお考えはございますでしょうか。
知事
もちろん、それは私ども、今しっかりと考えているところでございますから、これは提案する予定でございます。担当部局、もしありましたら。どうぞ、何か説明がありましたら。
職員
児童家庭課でございます。現在、6月補正予算案に計上するために、関係部局全てが全力を挙げて対策を検討しているところでございます。詳細につきましては、連休明けにお知らせしたいと思っております。
記者
続きまして、間もなく平成の御代も終わりになりまして、新しく令和の時代が始まるということなのですけれども、ここで改めて知事に、終わりゆく平成とこれから新しく始まる令和に向けての思いを一言お願いいたします。
知事
そうですね、本当に平成30年、振り返るといろいろなことがあって、うれしいことも悲しいこともいっぱいあったなと。どれをも脳裏から離れないところもあります。でも、私はそれと同時に、陛下が30年もの間、本当に全身全霊で象徴の務めを果たしてきたと、そう思われますので、退位後は皇后様とともに健康に留意され、ごゆっくりしていただきたいなと、そんなようにも並行して思うところでございます。しかし、平成という年ももう終わりでございます。過去は取り戻すことはできませんけれども、振り返る、そしてそれを糧にすることができます。そのような思いで令和を迎えたいと思っています。
記者
この改元に伴って、例えば、千葉県で実施する何かイベントであったり催しについてはいかがでしょうか。
知事
企業それは今ちょっと……、どうだったかな。
職員
秘書課でございます。5月4日、5日に、県民の皆さまの祝意を表わす場を設けるため、記帳所を設置するということにしております。5月4日、午前9時から4時まで、県庁舎1階ロビーで行う予定にしております。
記者
ありがとうございます。もう1点、発表事項からですけれども、防犯ボックスの件をお伺いいたします。県内でも着々と整備が進んでいると思うのですけれども、改めまして、この防犯ボックスを設置した効果であったり、今後、例えば機能的に何かまた拡充していくようなお考えがあればお聞かせください。
知事
私、就任してから、まず私は父親が警察官だったということもあって、治安ということに非常に強い思いもございました。しかし、県民の皆さまが、ここに交番が欲しい、あそこに交番が欲しいと言われても、予算等も含め大変難しい。その中で、では、機能性も含めて交番が移動したらどうだと。そこで移動交番というものを私は考えまして、それが今、皆さんに愛されているところでございます。それと同時に、確かに最近の犯罪認知件数は減っているのでございますが、とんでもない事件が起きることも多くあります。ですから、これをもっと県民の皆さまの身近に、自分たちのまちは自分たちで守るのだという、そういう意識もより一層向上していただきたい。それと同時に、交番というところはなかなか敷居が高くて、何か相談といってもちょっと行けない。これは、防犯ボックスで警察OBの方が待機、そしてパトロールしていくならば、敷居はそんなに高くないから、どんどん「すみません」とお話もできるだろうと、そういうこと。それから、まちの皆さんが「最近こんなことがあるんだよ」とか、情報を共有できるような場所も含めて、私は防犯ボックスというものを3か所でやったのですが、それがあるところでは、平たく言えば泥棒が60%減ったとか、そういう事例も出てきております。ですから、これを私が何だかんだ言うよりも、各市町村がその効果を認めてくださったのかなと。それと同時に、これからはもっときめ細かな配慮といいますか、特に東京オリンピック・パラリンピック、場所によっては、通訳というか、そういうボランティアの人にもちょっと応援してもらって、そこにいてもらうようなこともあってもいいのかなと、そんなような考えがございます。
記者
ありがとうございました。私からは以上です。
記者
私のほうから3点お伺いします。まず、外国人労働なのですが、特定技能の外国人労働者を受け入れるために、多文化共生総合相談ワンストップセンターというものを都道府県、政令市で設けるような話がありますけれども、千葉県では設けられるのか。設けるとすれば、どのようなスケジュールになっているのか。あともう一つ、外国人でいうと、外国人の介護の人材支援センターというのも設置を予定されていると思いますが、それについても準備状況がわかれば教えていただきたいと思います。
知事
まず、ワンストップのことでお話しさせていただきます。確かに、外国人住民と地域住民の双方が安心して暮らせる環境づくりに向けて、英語、中国語など多言語による情報提供、それから、相談対応等の取組を実施しているところでございます。今回、新たな在留資格が創設されたことにより、今後、県においても外国人が相当数増加してくるのではないかなと、そのように考えています。そのような意味におきまして、多言語による情報提供及び相談を行う外国人総合相談窓口の設置を検討してまいりたいなと、そのように思っているところでございます。それから、介護人材のいろいろな相談口ですね。介護人材はですね、私、ベトナムに行きまして、介護福祉士のことも含めていろいろお話ししてきたところでございます。そして、向こうで日本語を習うときの助成、日本語学校ですね。それから、日本に来てからの助成、家賃の助成。と同時に大事なのは、地域の皆さまとのより一層の交わり、交流です。それから、どんな人間だって、異国に来ればホームシックにかかります。そういうときにしっかりとした窓口をつくらなければいけない。それは、例えばベトナムから来て日本に何十年もいる方に、そういう経験豊富なお話も聞いてもらいたい。そういう窓口はつくる予定でございます。はい、どうぞ。
職員
健康福祉指導課でございます。御質問の外国人の支援センターの件につきましては、知事から申し上げましたとおり、今、準備を進めているところでございます。それから、関係者を集めた協議会のほうにつきましては、これまでに日本語学校、介護福祉士養成施設、受け入れ施設となる介護施設などを対象といたしまして、説明会を2回、協議会の準備会という形で2回開催しております。これらを通じて、今、関係者の御意見をお伺いしているところでございまして、プログラムの内容の詳細、仕組みについて調整しているところでございます。
記者
細かいことなので、担当課のほうに伺いたいと思います。2点目は、先ほど知事も、ゴールデンウィークに外出した際、交通事故になるので気をつけてというお話をされていましたが、先日、木更津のほうで小学生の女の子が死傷する事故があって、地元の教育委員会では、年度当初ということもあって危険箇所の緊急点検を要請されたようですけれども、県としては、広くて、新学期は特に事故が連休明けには多いかと思いますので、改めてこういう事故をきっかけに、県内の小学校、中学校などに通学路の緊急点検を要請するような御予定とか、もしくは、もうしたということであれば教えてください。
知事
まず、これは本当に悲しい事故でございまして、心からお悔やみを申し上げるところでございます。これはやっぱり特効薬というのは非常に難しいんですね。まずは、私たち一人ひとりがしっかりと、渡るときは左右を見てとか、当たり前のことですけれども、でもその中において、運転手さんもしっかりとやってもらわないと困る。これは当然のことでございますが、そういうことも含めて総合的に考えていかなければならない。今、記者さんがおっしゃったように、では、県としてどういうところを見たり、どういうところを検討しているのか、その辺を担当部局、詳しく言ってください。
職員
教育庁の学校安全保健課でございます。教育庁のほうでは、昨日4月24日付でこの事件を受けまして、「幼児児童生徒の交通事故の防止について」ということで、各市町村の教育委員会とか県立の学校の方に文書を出させていただいております。この中では、安全な歩行の仕方や安全確認、自転車の交通ルールやマナーの遵守などについて改めて指導するようにということと、見守り活動の強化や危険箇所の安全点検等、登下校時の安全確認に努めるよう依頼した文書になっております。
知事
よろしいですか。ありがとうございます。
記者
最後にもう一点ですけれども、先ほどの野田市の虐待の件で共同宣言の話が出て、連休明けに県としての政策について打ち出していただけるというお話があったのですが、5月末をめどに国の文科省と厚労省の副大臣のプロジェクトチームが中間報告を出すという話がありますけれども、県としても、政策を打ち出していくために中間的な報告というか、検証作業をする中で、取り急ぎ中間的な報告を出そうというようなお考えはないでしょうか。
知事
今のところ、どうなっていますか。中間のを出す予定ですか。
職員
児童家庭課でございます。国の検証や野田市の検証に先立ちまして、検証結果が出る前に新しい対策を考えていくわけですけれども、検証につきましては、スピード感も大事であることは認識していますし、しっかり検証してもらうことも大事であるというふうに認識しております。中間報告ということは現在考えていないことですけれども、スピード感を持ってやっていただけるように委員長のほうと相談してまいりたいと思います。
知事
記者さんね、やっぱりこれはしっかりとした検証が必要でございます。だからといって永遠に日にちをとっていいかというと、そうではございません。ですから、私、その辺、スピード感を持つようにと常に指示をしておりますので、もう少しお待ちくださいませ。
記者
スピード感と、取り急ぎやれるものの課題というものの整理をして、全体的な検証はある程度精査をしてやっていくというのは大事だと思うのですが、政策に打ち出せるようなものについては、先出しということも、二段階でやれるということはあるのかなと思って、その辺を。
知事
その辺はいろいろとまた、担当部局で考えさせます。
記者
わかりました。初回の会合のときに川﨑先生もそういうお話をされていました。精査考慮し云々という話もされていたので、県が検証委員会のほうに要望をされれば可能なのかなと受け止めています。
知事
はい、わかりました。
記者
以上です。
記者
さっきの九都県市の児童虐待の共同宣言の後の6月補正に絡む話で、職員の研修の充実とか、そういった当面できる対策を取りまとめるということですね。例えば職員の研修の充実というのは、もちろん詳細は連休明けになるところで、話せる部分は少ないことがあるわけですけれども、今回の事件を受けてどういったところが足りなかったのか、どういった研修をして充実を図るというふうに知事はお考えなのかをお聞かせください。
知事
大まかに言うとですね、やっぱりこういうものは、方程式でものを考えられないんですね。それは、ある意味で非常に経験もあるだろうし、また聞く耳を持つ必要もあるだろうし、そういうことも含まれると思います。ですから、私はその辺を加味し、勉強し、そして若手の皆さんにしっかりとそれが指導できるような形に持っていければよいと、そのように思っています。担当部局、ありましたら。
職員
児童家庭課でございます。経験の少ない職員向けの研修内容の充実を図りますとともに、職員の育成、指導を行うグループリーダーを各児童相談所に複数名配置したところでございます。職員の資質の向上や定着を図るためには、教育の充実や適切な指導を受けられる職場環境づくりが重要と考えておりますので、それを加味しながら研修を進めていきたいと考えております。
記者
今の説明でグループリーダーを配置したというお話だったのですが、その配置したというのは、もう過去形だから、6月補正には関係ないという理解でよろしいんですか。
職員
配置につきましては、4月1日現在でしております。
記者
わかりました。以上です。
記者
よろしくお願いします。今の事案に関連して、職員の増員などを進めたということで、これは現場の話になるのですが、人員がなかなか集まらなかったり、なり手がないとか、職員の質の確保が、どういったところが難しいのか、現状における課題がどういったところにあるというふうに御認識されていますか。
知事
大きく言いますと、こういうことを担当する方は、はじめは非常に情熱を持ってしてくれますけれども、いろんな壁にぶつかることもあるんですね。そうすると、心意気が落ちてしまうということもありますけれども、その辺をしっかり心してやっていかなきゃいけない。これもまた大きな課題の一つでございます。担当部局、その辺を説明してください。
職員
総務課でございます。職員の採用につきましては、今回の事案も受けまして、児童相談所の職員の前倒し採用等も務めているところでございます。県でともに熱意を持って働いてくださる方が、働き続けることができるような広報に努めて、また、自信を持って勤められることができる体制を継続して築いていくことが大切だと思っております。
知事
ありがとうございました。
→教育庁教育振興部文化財課・千葉県立中央博物館【電話】043-265-3111
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください