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更新日:令和4(2022)年2月15日
ページ番号:7029
突然ですが、オーストラリアの標準的な田んぼ1区画の面積はどれくらいかご存じですか?では、日本の標準的な田んぼの面積は?
答え:オーストラリアは約5ヘクタール(50,000平方メートル=東京ドーム約1個分)、日本は約0.3ヘクタール(3,000平方メートル)です。なんと、オーストラリアの田んぼは日本の約17倍にもなります。
ちなみに、アメリカには64haの田んぼがあるそうです(日本の200倍以上!)。
オーストラリアやアメリカでは、このような大きな田んぼで大きな機械を使うことで、コメ作りのコストを削減しています。
日本でも今から約30年前、印旛沼のほとりで、国内では前例の無い1区画7.5ヘクタールという巨大な水田が整備され、先進的な稲作技術の研究が進められました。その後、印旛沼の取組を皮切りに、各地で巨大な水田を整備してコメ作りのコスト削減に取り組む事例が増えてきました。
東日本大震災の津波により大きな被害を受けた仙台平野では、2ヘクタール(最大6ヘクタール)を標準とした次世代型の農地整備が進められています。
そこで、千葉県では新たに「豪州型」の農地整備に取り組むこととしました。
ポイントは次の2点です。
(1)足し算ではなく「引き算」の整備方針により工事や維持管理のコストを抑える!
(2)農地集積や国の補助事業を活用して、素早く工事に着工する!
(詳しくは「新たな農地整備に向けた取組」をご覧ください)
〔従来の農地整備のイメージ〕
従来の整備は、それぞれの水田に給水栓(蛇口)を設置し、道路や排水路にも接続するように整備しました。田んぼ一枚一枚を異なる農家が耕作することを想定し、同一の整備内容になるように工事します。
〔豪州型の農地整備のイメージ〕
豪州型の農地整備は、1つのエリアを1農家が耕作することを想定しています。耕作する人が同一であれば、給水栓や排水施設などを大幅に減らすことができます。その結果、工事費や維持管理費も安く抑えることができます。
上の図は、豪州型の整備を計画している地区です。現在、大規模農家の方が耕作しています。農地バンク(農地中間管理機構)を活用して、あらかじめ農地を集積・集約しておくことで、速やかに工事に着手することが可能になりました。
この地区は今年の5月に候補地として選定されましたが、国の補助事業を活用し、この冬には農家の方自らの手で工事を行い、モデルほ場として整備される予定です。
(詳しくは「新たな農地整備に向けた取組」をご覧ください)
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