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ホーム > 県政情報・統計 > 県のご案内 > 国際関係 > 国際交流・協力に関する情報 > 国際交流・協力活動(トップページ) > 米国ウィスコンシン州との姉妹交流 > 知事のブラジル及びアメリカ訪問結果について
更新日:令和5(2023)年10月18日
ページ番号:21879
森田知事は、平成22年4月30日(金曜日)から5月9日(日曜日)まで、ブラジル連邦共和国及びアメリカ合衆国を訪問しました。
ブラジルでは、サンパウロ市において開催されたブラジル千葉県人会館竣工記念式典に出席し、県民を代表して会館竣工のお祝いをしました。
アメリカでは、姉妹県州提携20周年を迎えるウィスコンシン州を訪問し、ドイル知事と意見交換を行うとともに、姉妹友好関係の継続を確認し合いました。
グアルーリョス空港に到着後、サンパウロ市内にあるブラジル千葉県人会館を訪問し、昨年4月に完成した同会館を視察するとともに、県人会婦人部の皆さんと懇談しました。
婦人部の皆さんからブラジルには「ジャポネーズ・ガランチード(日本人は信頼できる)」という言葉があることを紹介され、知事から「皆さんのご苦労の積み重ねが生んだ言葉であり、皆さんの勲章です。」とお話ししました。
県議会の酒井議長、県議会ブラジル友好議員連盟の大松議員や鶴岡議員、市長会の藤代会長(船橋市長)、町村会の相川副会長(芝山町長)とともに、ブラジル千葉県人会館で行われた同会館竣工記念式典に出席し、県人会の長年の悲願であった県人会館の完成を約300名の出席者とともにお祝いしました。
知事から、「県人会館は県人会の活動拠点であるとともに、ブラジルと千葉県を結ぶ交流拠点です。お互いの交流がますます盛んになるよう、ともに頑張りましょう。」と呼びかけました。
また、記念式典に続いて祝賀会も行われ、なごやかな雰囲気の中、県人会婦人部の皆さんが踊りを披露するなど賑やかな祝賀会となりました。踊りの輪の中に知事が飛び入りで参加し、会場がおおいに沸く場面もありました。
イビラプエラ公園内にある「開拓先没者慰霊碑」を県議会の酒井議長等が訪問し、慰霊碑を管理するブラジル日本都道府県人会連合会の与儀会長の案内のもと、先人の労苦を偲びつつ献花、参拝しました。
「日本移民資料館」を県議会の酒井議長等が見学し、日本人によるブラジル移住の歴史、移住者の生活の様子、日本人移住者がブラジル社会の発展に果たした役割などについて説明を受けました。
昭和48年、キッコーマンはウィスコンシン州のウォルワースに工場を建設し、同州に進出しました。本県に本社のある会社がウィスコンシン州に進出していたことが本県と同州の交流が始まるきっかけとなったことから、姉妹県州提携20周年の節目にあたり、交流の端緒となった場所を訪問しました。
工場見学では、機械化を進めて省人化を図り、効率的な生産体制を構築していること、醤油粕や醤油油は家畜の餌として100%再利用していること等について説明を受けました。
森田知事はウィスコンシン州庁舎を訪問し、知事執務室においてドイル知事と意見交換を行いました。
千葉県とウィスコンシン州は、この20年間、経済、教育、文化などさまざまな分野で活発な交流を行ってきました。特に、青少年の交流は友情を深め、お互いをわかり合うために重要なプログラムであり、今後も引き続き実施していくことで意見が一致しました。
また、先人の残した素晴らしい財産である自然を次世代にどのように残していくのか意見交換を行い、ドイル知事から、1万5千を超える数の湖の水質保全、バイオマスや風力などクリーン・エネルギーの確保が大きな課題であることを伺いました。
県議会の酒井議長はウィスコンシン州庁舎を訪問し、議長執務室において両県州議会のしくみ等についてリッサー州上院議長と意見交換を行いました。
県議会の酒井議長とリッサー州上院議長の立会いのもと、森田知事とドイル知事は、20年前に千葉県とウィスコンシン州が合意した姉妹友好提携を再確認する文書に署名しました。
姉妹県州提携20周年を迎え、この友好関係のさらなる発展を願い、両知事は姉妹友好関係の継続を確認し合いました。
森田知事は、「千葉県とウィスコンシン州との親密な関係は20年を迎え、日本式に言えば、本日は両県州の成人式です。」とあいさつしました。
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