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ホーム > 県政情報・統計 > 県のご案内 > 国際関係 > 国際交流・協力に関する情報 > 国際交流・協力活動(トップページ) > デュッセルドルフ市との交流 > 2006年のデュッセルドルフ市への訪問
更新日:令和4(2022)年3月8日
ページ番号:21838
デュッセルドルフ市等への訪問結果について
平成18年5月25日
総合企画部政策推進室
堂本千葉県知事は、平成18年5月17日(水曜日)から24日(水曜日)までの日程でドイツを訪問しました。デュッセルドルフ市との交流促進について、エルヴィン市長や地元財界人と活発な意見交換を行いました。
デュッセルドルフ市のエルヴィン市長を訪問し、友好の証しとしてデュッセルドルフ市ゲストブックに堂本知事が記帳しました。千葉県指定伝統的工芸品である、Dusseldorfの文字の入った「萬祝半纏(まいわいはんてん)」を贈呈しました。
デュッセルドルフ市と千葉県との協議においては、経済、健康福祉、農林、スポーツ、文化の5分野における具体的な交流内容について、意見交換をしました。
両地域の発展可能性を確認し、バイオ産業をはじめとして、今後とも研究交流、技術提携、投資などを促進するための協議を継続することとしました。具体的な取り組みとしては、本年11月にデュッセルドルフ市において開催される「バイオ・ヨーロッパ2006」への参加・協力について協議しました。
千葉県の健康づくり事業「健康生活コーディネート事業」及び介護予防に活用する新たなモデル事業を紹介しました。
また、児童の健康管理システムについても意見交換を行うなど、相互の事業から学び合うための情報交換を引き続き行うこととしました。
千葉県産植木の輸出拡大を図るため、デュッセルドルフ市内の公園等での千葉県産植木の展示について、具体的に検討していくこととなりました。
既に始まっている中学生以下の女子サッカーのみならず、中高生を中心に男子サッカーや他の競技種目での相互交流について、協議を進めていくことを合意しました。
千葉県少年少女オーケストラと、今年11月に来日予定のデュッセルドルフ交響楽団との交流を深めることになりました。
日本デーの一環としてデュッセルドルフ市内で開催された経済シンポジウムにおいて、堂本知事は約300名の経済関係者を前に「千葉県のスポーツ・経済・地域づくり」と題した基調講演を行いました。
ワールドカップの開催に沸く現地で、サッカーがつなぐ日本とドイツの深い関係に触れ、国境を越えた友情の構築や経済波及効果等のスポーツの意義を訴えました。
また、地方分権が進む日本において、地域住民の視点に立った政策立案に取り組んでいることをアピールしました。
堂本知事は、デュッセルドルフ市に進出している県内企業幹部と面談し、ドイツ経済の状況や千葉県の魅力などについて、幅広く意見を交換しました。
現地バイオ関連企業幹部と会談し、かずさDNA研究所やデュッセルドルフ大学の研究成果などを相互に紹介するとともに、産学官連携の取り組み等について意見交換をしました。また、世界有数の流通企業であるメトロ社(日本での1号店を千葉県に開設)を訪問しました。
「日本デー」レセプションでは、堂本知事よりエルヴィン市長や各企業、現地の日本関係者等に対し、滞在期間中のお礼を述べるとともに、今後は両県市が両国の架け橋となり、一層協力していく意向を確認し合いました。また、今回デュッセルドルフ市に寄贈した3本の植木の贈呈セレモニーが行われました。
予定されていた「日本デー」屋外イベントは、暴風雨のため、残念ながら中止となりました。
交流戦のためにデュッセルドルフ入りしているU-15(15歳以下)の女子サッカーチームの選手の訪問を受け、堂本知事は、ワールドカップサッカーに負けない程の白熱した試合を繰り広げてくれるよう、激励しました。
初戦こそ0対5で敗れたものの、雨の中で行われた2戦目は11対1で、デュッセルドルフ市選抜チーム戦は4対2で勝ちました。
堂本知事は国際的な温泉保養地として有名なバーデン・バーデン市を訪問し、女性市長として活躍するラング市長と会談しました。健康づくりに関する千葉県の取り組みを紹介しつつ、健康と観光を核としたまちづくりについて、意見交換し、友好を深めました。
堂本知事は、温泉保養地として2千年の歴史を持つバーデンヴァイラー市を訪問し、エングラー市長と会談しました。
人口4000人という小さな街ながらも、温泉・健康増進・レジャーを中心としたまちづくりを進めるバーデンヴァイラー市の取り組みについて説明を受けました。
フライブルク市において、堂本知事はシュメラス助役と会談し、市民自ら主体となり、すべての人が幸せに暮らせるようなまちづくりや環境負荷を考えた交通戦略などの説明を受けました。千葉県もフライブルク市と同様に、資源循環に配慮し、持続可能な社会づくりを目指していることを伝えました。
また、同市が設置している温泉施設は、ホテルとクリニックにつながっており、療養客だけではなく健康増進施設として市内の高齢者や家族連れにも広く利用されていました。
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