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更新日:令和2(2020)年11月14日

ページ番号:399344

千葉県文化会館指定管理者(候補者)の選定結果について

1選定結果

概要

指定管理者
候補者

千葉県千葉市中央区市場町11番2号

公益財団法人 千葉県文化振興財団

予定指定期間

令和3年4月1日~令和8年3月31日(5年間)

提案の概要

1.管理運営の基本方針   

 【5年間の目標】魅せる、広げる、創造する

 【基本方針】

(1)優れた鑑賞公演(舞台芸術公演)の提供

(2)県民ニーズに応えた制作

(3)あらゆる人々が文化芸術に触れ、鑑賞する機会の創出

(4)青少年の育成、専門人材の養成

(5)地域の活性化、地域コミュニティの形成支援

(6)県民から愛される会館運営

2.利用促進の取組

多様化する県民ニーズに対応し、県民から愛され親しまれる会館運営を行う。これまで築いてきた多様なネットワーク、SNSを効果的に活用することにより積極的に情報を発信し、事業の集客と施設利用の促進を図る。

3.文化芸術振興事業

千葉県の文化芸術振興の拠点施設として、国内外の一流の芸術家を招聘した芸術性の高い公演のシリーズ化をはじめ、若手芸術家への支援、伝統文化の普及振興、地域と一体となって開催する文化会館55周年記念事業など、多彩な文化芸術振興事業を実施する。また、千葉県公立文化施設協議会、ちば文化振興ネットワーク協議会など、地域の多様な団体等と連携した事業展開を図ることにより、文化芸術振興の一層の促進と地域振興に貢献する。

4.施設の維持管理

予防保全を第一に、不具合等の早期発見と故障の未然防止を図るため、体系的な点検を実施する。年間維持管理計画を策定し、効率的に高水準の維持管理業務を行う。

5.コスト縮減の取組

企業のCSR活動の活用、照明のLED化の推進等によるエネルギー使用量の削減、オンラインミーティングの導入による業務効率化など、コスト縮減に取り組む。

6.組織・運営体制

県立文化会館の管理運営に長年携わってきた経験やノウハウを活かし、文化芸術振興事業の企画、サービス・広報、営業、舞台運営、施設管理の各部門全てに専門的な知識と高い技術力を有する職員を配置する。また、研修プログラムの充実を図り、職員の人材育成に取り組む。

7.危機管理対策

東日本大震災や近年の自然災害の教訓を踏まえ、「危機管理5本の柱」を掲げ、初動を重視した危機管理体制を整備する。感染症対策について、ガイドラインを遵守するとともに、会館の特性を踏まえ策定した、財団独自の対策マニュアルを活用し、組織的に対応する。

8.地域貢献

文化芸術活動を通じて、地域コミュニティの形成支援、地域経済の活性化に取り組み、地域振興に貢献する。

選定理由

 本県の文化芸術振興の拠点施設として、芸術性の高い公演をはじめ、多彩な文化芸術振興事業が企画されており、また、多様な団体と連携した事業展開を提案していることから、文化芸術振興の一層の促進が期待できる。

 危機管理について、初動を重視し、職員の勤務時間内外問わず、常に迅速に対応できる体制が構築されており、舞台の照明・音響に関する専門職員が常時配置されていることから、安定した施設運営と利用者への質の高いサービスが期待できる。

 これら以外の審査項目についても、いずれも標準以上の提案となっていることから、当該団体を候補者として選定した。

応募者数 1団体

2評価点数

審査内容 配点

公益財団法人

千葉県文化振興財団

選定

(1)必須項目の審査

施設の設置目的を理解しているか

3

3.0

県が示した管理の方針と事業者が提案した運営方針が合致するか

3

2.8

経営理念やコンプライアンスの取組等、団体の経営モラルは適切か

3

2.4

事業内容等が一部の県民、団体に対して不当に利用を制限又は優遇するものではないか

3

2.2

社会的弱者へ配慮されているか

3

2.2

個人情報保護のための適切な措置が取られているか

3

2.2

必須項目小計

18

14.8

※「1点」を標準とし、優れたものについては特に加点。各項目とも3点満点。標準に満たない場合は0点。意見聴取した外部有識者等の過半数が0点を付けた審査内容があり、選定委員会がこれを適切な評価と認めた場合は失格。

審査内容 配点

公益財団法人  

千葉県文化振興財団

選定

(2)一般項目の審査

年間の広報計画の内容は適切か(情報発信、利用拡大の取組は適切か)

2

1.6

利用者増加への取組内容は適切か(利用者のニーズの把握、苦情への対応は十分なされる体制となっているか)

3

2.2

地域、関係機関、ボランティア等との連携が図れているか

2

1.8

県の文化芸術振興施策を理解し、募集要項に示した内容への提案が適切なものか

5

4.0

文化会館の特徴、機能を活かし、自主性・独創性がある事業が企画されているか

3

2.8

鑑賞事業は、県民に質の高い文化芸術に触れる機会を提供する企画となっているか

5

3.8

県民参加型事業、県民参加の推進事業は、県民の文化芸術活動を促進する企画となっているか

5

3.8

青少年や新進芸術家等の育成事業は、文化芸術を次世代につなぎ、裾野拡大に資する企画となっているか(千葉県文化会館については、千葉県少年少女オーケストラの活用が図られているか)

5

4.0

伝統文化の普及振興事業は、伝統文化に対する県民の理解を深め、普及振興に資する企画となっているか

5

3.2

文化芸術に対する県民の関心を高めるための啓発的な提案があるか

3

2.4

補助金・助成金の獲得等、外部資金の活用が図られているか

3

2.6

利用者サービス向上のための取組に工夫が見られるか

3

2.4

求めている内容が事業計画書で提案されているか

2

2.0

施設管理・安全管理は適切か

2

1.6

維持管理は効率的に計画されているか

2

1.6

経費の縮減等は見込まれるか

5

1.0

経費の縮減方法に工夫と実効性があり、現実的なものとなっているか

5

2.8

収入、支出の積算と事業計画の整合性は図れているか

2

1.2

収支計画の実現可能性はあるか

2

1.2

販売費及び一般管理費の額は適正か

2

1.4

事業を企画する職員の配置が十分か

3

2.4

ホールの運営(舞台、照明、音響)体制は適切か

3

2.6

勤務体制の機動的・機能的な運営が図られているか

3

2.0

専門的技術を有するスタッフ確保の方策は適切か

3

2.4

職員の指導育成、研修体制は十分か

3

2.4

団体の財務状況は健全か

2

1.6

金融機関、出資者等の支援体制は十分か

2

1.6

実績からして、本件施設を良好に管理運営できる可能性はどうか

5

4.4

災害、事故等の緊急事態に備えた危機管理対策は適切か(公文協のガイドラインを踏まえ、新型コロナウイルス感染防止対策(キャッシュレス決済の導入含む)が適切にとられているか)

5

3.4

地域の魅力、賑わい創出事業は、文化芸術を通じて地域振興に寄与する企画となっているか

5

3.8

一般項目小計

100

74.0

合計(必須項目+一般項目)

118

88.8

 

区分

氏名

役職

(3)指定管理者選定委員会委員

委員長

冨塚 昌子

千葉県環境生活部長

委員

高橋 俊之

千葉県環境生活部オリンピック・パラリンピック推進局長

委員

  山口 新二

千葉県環境生活部生活安全・有害鳥獣担当部長

委員

正木 忍義

千葉県環境生活部次長

委員

森 美則

千葉県環境生活部次長

委員

内田 信

千葉県環境生活部次長

委員

  石崎 勝己

千葉県環境生活部環境対策監

委員

井田 忠裕

千葉県環境生活部環境政策課長

委員

熱田 みどり

千葉県環境生活部大気保全課長

委員

市原 泰幸

千葉県環境生活部水質保全課長

委員

能條 靖雄

千葉県環境生活部自然保護課長

委員

横山 尚典

千葉県環境生活部循環型社会推進課長

委員

伊能 敬之

千葉県環境生活部廃棄物指導課長

委員

鵜澤 広司

千葉県環境生活部くらし安全推進課長

委員

寺本 孝

千葉県環境生活部県民生活・文化課長

委員

   関 雄二 千葉県環境生活部開催準備課長

委員

 室田 秀明 千葉県環境生活部事前キャンプ・大会競技支援課長

※委員長である冨塚環境生活部長が申請団体の役員であり、審査に関する議事に参与することができないため、正木次長を職務代理者に指名した。

 

氏名

役職等

(4)選定審査にあたり意見聴取した外部有識者等

垣内 恵美子

政策研究大学院大学 教授

粕谷 宏美

東邦音楽大学 副学長

能村 研三

千葉県俳句作家協会 会長、市川市芸術文化団体協議会 会長

濱 照男

新国立劇場 技術部長

牧野 勇次

公認会計士

3審査基準

お問い合わせ

所属課室:環境生活部文化振興課文化振興班

電話番号:043-223-2406

ファックス番号:043-224-2851

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