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番号 | ちば文化資産 候補の名称 |
候補の概要 | 所在 市町村 |
候補の写真 |
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1 | 稲毛の浅間神社と松林 | 大同3年(808年)の創建と伝えられ、千葉常胤以来、代々の千葉氏の信仰が篤かったと言われています。安産・子育ての神様として厚く信仰されるとともに、かつて海辺であった名残りの松林が周辺に残っています。子供を抱いてもらうと健康に育つといわれる「陣中安産の舞」や「スサノオノミコトのオロチ退治」などの神楽も伝えられています。 | 千葉市 | 公益社団法人千葉県観光物産協会提供 |
2 | 猪鼻城址 | 1126年に千葉氏の城下町として成立したと伝わる中世千葉の町は、現在の千葉神社から猪鼻城址周辺に広がっていました。現在でも猪鼻城址周辺には、千葉氏ゆかりの羽衣の松やお茶の水の伝説の場所や、中世仏を伝えた古寺が多く残されています。 | 千葉市 | 千葉県 |
3 | 加曽利貝塚 | 直径140mでドーナツ形をした縄文時代中期の北貝塚と、長径190メートルで馬の蹄の形をした後期の南貝塚が連結し、8字形をした貝塚で、日本最大級の規模を誇ります。歴史的価値が特に高く日本文化の象徴としても重要であると評価され、県内で唯一国特別史跡に指定されています。 | 千葉市 | 千葉市提供 |
4 | 千葉市美術館(旧川崎銀行千葉支店本館) | 昭和2年(1927年)に矢部又吉の建築により川崎銀行千葉支店として建設されたネオルネッサンス様式の建物です。中央区役所の建設にあたり、建物を当時の状態で利用できるよう、鞘堂方式による保存手法が採用されて現在に至ります。千葉市指定文化財に指定されています。 | 千葉市 | 千葉市提供 |
5 | 千葉御茶屋御殿跡 | 徳川将軍家が鷹狩りに向かう際の休息所として利用したと伝えられる史跡です。徳川家康の狩猟のために急遽造られた御成街道とともに建設されたと考えられています。土塁や堀が非常に良好な状態で残されており、千葉市指定史跡に指定されています。 | 千葉市 | 千葉市提供 |
6 | 千葉市民ギャラリーいなげ(旧神谷伝兵衛稲毛別荘) | ワイン王として知られる初代神谷伝兵衛が、大正7年(1918年)に来賓用の別荘として建てた洋館です。建物は1階が洋室で2階が和室の和洋折衷の造りになっています。コンクリート構造の建物としては市内で最も古く、国登録有形文化財に登録されています。 | 千葉市 | 千葉市提供 |
7 | 千葉市ゆかりの家・いなげ(旧武見家住宅) | 保養地としての稲毛の歴史を今に伝える貴重な和風別荘建築です。昭和12年には、中国清朝のラストエンペラー愛新覚羅溥儀の実弟である溥傑夫妻が、半年ほどこちらに居を構え、新婚生活を送りました。千葉市地域文化財に登録されています。 | 千葉市 | 千葉市提供 |
8 | 千葉神社と妙見大祭 | 千葉氏の守護神、北辰妙見尊星王を主祭神として長保2年(1000年)に北斗山金剛授寺として中興開山されました。「通称・千葉の妙見様」と呼ばれ親しまれています。また、毎年8月16日から22日までの日程で行われる妙見大祭は、1127年の第1回以来、一度も休むことなく続いています。 | 千葉市 | 公益社団法人千葉県観光物産協会提供 |
9 | 千葉寺と千葉笑い | 和銅2年(709年)行基菩薩の開山した古刹で、坂東観音霊場第29番札所です。春の境内は爛漫の桜花、秋には千年イチョウの葉が黄金色に輝きます。毎年4月、天保年間(1830年頃)から続く「千葉寺大師詣」は近在の四国八十八ケ所の写し巡礼を巡拝します。「戻り鐘」、悪態まつり「千葉笑い」の所伝の地でもあります。 | 千葉市 | 千葉市提供 |
10 | 千葉の親子三代夏祭り | 武者行列やパレード、威勢の良いみこしの渡御、よさこい鳴子踊りなど多彩なイベントが行われ、千葉市の真夏の風物詩として広く市民の心に定着しています。なかでも、太鼓のリズムに合わせ、2千人規模で街を踊り歩く「親子三代千葉おどり」は一番の見どころです。 |
千葉市 | 千葉市提供 |
11 | 千葉ポートタワー・千葉ポートパークと千葉県立美術館 | 千葉ポートタワーは県民500万人突破を記念して千葉港に昭和61年(1986年)にオープンした断面菱形のガラスの塔です。千葉県立美術館は煉瓦タイル壁の低層建築が四方に広々と伸びた平面形をしています。この二つの対象的な建物の周りには、広々とした緑地の千葉ポートパークが広がっています。 | 千葉市 | 千葉県 |
12 | 幕張新都心 | 職・住・学・遊を備えた街です。デザインが統一されたオフィスビル群、幕張メッセやマリンスタジアム・ショッピングモールでは多くの人が集い、幕張海浜公園は憩いとやすらぎの場、幕張ベイタウンはヨーロッパ風の街並みが形成されています。 | 千葉市 | 千葉県 |
13 | 市原の柳楯神事 | 柳楯神事は、飯香岡八幡宮の秋季大祭(旧暦8月15日)の中心的神事として行われます。柳は、神降臨のための霊木で、八幡神は武神であるため、柳で楯を作ったとされています。また、飯香岡八幡宮は上総国総社であるため、楯は国司の権威を象徴しているとも言われています。市原地区を出た柳楯は二日かかって飯香岡八幡宮へと到着し大祭がはじまります。 | 市原市 | 市原市提供 |
14 | 上総国分寺跡、上総国分尼寺跡 | 奈良時代に全国で造られた国分寺の中で、上総国分寺と尼寺跡は、発掘調査によって当時の様子が特に明らかとなり、寺域は僧寺が全国有数、尼寺は全国最大規模を誇っています。尼寺跡では、当時の技法で復元した中門と回廊とともに、出土遺物などを見学できる展示施設が整備されています。 | 市原市 | 市原市提供 |
15 | 飯香岡八幡宮本殿 | 「一国一社の国府八幡宮」と呼ばれる由緒ある古社で、創建は白鳳年間と伝えられています。正面3間・側面2間の総丹塗や銅板葺の屋根が印象的な入母屋造。太い木組みや組物・彫刻・面取角柱などの部材は力強く簡素で、室町時代末期の特色を示しています。 | 市原市 | 市原市提供 |
16 | 西願寺阿弥陀堂附厨子 | 平蔵の光堂と呼ばれ、中世城郭平蔵城の城主であった平将経が鬼門守護のために建立したと言われています。堂は正面3間、側面3間の三間堂で、屋根は茅葺の寄棟造です。外部の軒回りは二重の扇垂木で、軒の出が深く、三手先詰組とともに美しい構成となっています。 | 市原市 | 市原市提供 |
17 | 鳳来寺観音堂 | 中世城郭吉沢城の鎮護のために、今は廃寺となった善福寺に建立された茅葺寄棟造の三間堂です。本尊は千手観音菩薩坐像で秘仏とされています。扇垂木・二手先詰組などに禅宗様式が見られます。解体修理の際に、現在の位置に移築され、特に紅葉の季節は美しい景観となります。 | 市原市 | 市原市提供 |
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