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更新日:令和6(2024)年2月19日
ページ番号:389052
上原神楽囃子がいつごろから演じられるようになったのかは定かではないが、十返舎一九の「房総道中記」中に「・・・・・・ここがかにとり橋、小谷松、さんこし川、柳原を経て大多喜なり。この宿にて獅子舞の上手なるを見た。」とあることから、江戸時代中期にはすでに行われていたことが分かる。
昭和52年に現在の上原神楽囃子保存会が結成され、後世への伝承・お囃子の保存のために、毎月定例的に練習を行っている。
上原では、昇殿、かまくら、四調目、おおま、通り囃子の「五囃子」の他にも、祇園囃子、馬鹿囃子、新馬囃子、新馬鹿くずし囃子などがある。
なかでも特徴的なのが「祇園囃子」で、荘重な笛の音色に、独特の間合いをとって打ち鳴らす小太鼓と大太鼓の音が一体となって聞こえてくる演奏は、他に類のない静かで美しい囃子である。
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