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更新日:令和6(2024)年2月19日
ページ番号:6145
久我家は、天正5年(1577)以前から浜勝浦の現在地付近にあったであろうことは、本行寺の同家墓碑でほぼ明らかである。
近世初期以来名主職を世襲してきた久我家は、早くより回漕業、漁業を中心の家職経営に当った。同家所蔵の文書には、名主文書のほか海運、漁業関係資料として価値あるものが多く含まれている。文書のおもなものを分類すると
絵図に関するもの
検地帳その他土地関係書類
その他村方関係
海運関係
漁業関係
訴訟関係
業間余業に関するもの
金銭貸借、物件売買に関するもの
飢餓、救恤に関するもの
本行寺、覚翁寺関係、日光社参行事に関するもの
その他
以上の久我家文書概数250点は昭和25年宇野脩平氏らが調査し、漁業制度目録第1集に記載された。その写しが水産庁の水産資料館に保存されている。これらの久我家文書を研究することにより近世の諸相及び磯根漁業を知ることができ貴重な資料である。
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