ここから本文です。
ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化遺産 > 彫刻・絵画・工芸品など > 歴史資料 > (いすみ市)里丸自筆「杉間集」原稿
更新日:令和6(2024)年2月19日
ページ番号:6154
杉間集の木版刷和綴本及び自筆原稿である。
制作年代は文政9年(1826)で、里丸72歳の時芭蕉翁碑建立記念集として杉間集が上梓されたのである。
「杉問集」は、さるみの老人(眠玉)が序文を書き南嶺が芭蕉塚口絵を描き、歌仙・判者の句集で東海、東山、山陰、山陽の全国各地から応募句があった。
南総夷隅連も芭蕉亘百三十三遠忌の句を載せている。
杉間集配本控によると、杉間集は350部から400部刷られたようで、配布先も上総行川連に属するもの73部、房州連40部、府中江戸80部その他70部等が数えられる。
杉間集の東山道一般応募者中に、信濃の一茶は、
乾くまで縄張る庭や若葉吹く 一茶
と、建碑の状景をしのばせるような句を寄せている。
関連リンク
お問い合わせ
※内容については、お手数ですが「問い合わせ先」の各市町村へお問い合わせください。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください