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更新日:令和6(2024)年2月19日
ページ番号:6143
縦は29センチから32センチ、長さは短いもので220センチから、長いものは16メートルにおよぶ。このうち聖教断簡が三巻、離作業三昧耶戒私記・胎灌頂私記・金灌頂私記・合行私記・離作業私記・合行三昧耶戒略私記・金剛三昧耶戒隋要記・以心灌頂私記・秘密灌頂私記・三味耶戒私記などである。
世良田(群馬県)長楽寺から、永和4年(1378)に台密蓮華流の灌頂が行元寺にもたらされ、灌室として発展した。最古のものは応安2年(1369)4月に書写したもので、雁皮紙の表裏に書かれている。ついで天文20年(1551)、永禄8年(1565)から同12月にかけて書写したものが大半を占め、中世から近世にかけての貴重な文書である。
「伊保庄荻原郷」「一宮庄椎木郷」「伊南庄万喜城」など、中世の地名や万喜城の存在を知る、最古の文書でもある。
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