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更新日:令和6(2024)年2月19日
ページ番号:6077
植村泰忠は、天正18年徳川家康より3千石を賜り勝浦城主に封じられた。
泰勝・泰朝・忠朝・正朝と継ぎ領地1万石を受領して160余年(天正18年から寛延4年)にわたり勝浦に善政を行った。
植村氏の菩提寺、覚翁寺は寛永11年(1635)12月、3代泰朝が創建、境内に5代の墓塔がある。墓塔の一基には「善福院殿二位法印轉心不覚居士」、左面に「慶長十六年一月十九日七十三歳卒」、右面に「上総之国勝浦当城主植村土佐守源朝臣泰忠」、もう一基には「浄林院殿覚翁大居士」左右面に蓮華浮彫がある。
ほか3基は、「浄入院殿見宝宗悦大居士、植村帯刀源朝臣康朝寛文三年八月十四日」、左面に「或現小身丈六八尺」、右面に「或理大身湛虚空中」、背面に「上総之国夷隅郡伊保庄勝浦領主 真覚院殿前土州清岸澄大居士」、左面に「従五位下源朝臣忠朝」、右面に「元録九年十一月十六日」、背面に「上総之国夷隅郡伊保庄勝浦領主 真容院前土州実誉道恵文相大居士」、左面に「五位下源朝臣正朝」、右面に「享保十四年季十月二十七日」、背面に「上総之国夷隅郡伊保庄勝浦領主」と刻まれ、江戸時代の前期から中期のもので石造美術として優秀な作である。
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