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更新日:令和6(2024)年2月19日
ページ番号:6075
一石から彫り出した半身像で、蓮華座に乗り舟形の光背をもつ。像高86.5センチ、蓮華座の高さ12.0センチ、光背の高さ102センチ、光背の最大幅48センチ、蓮華座の奥行き23センチ、さらに高さ18センチの別製の台石にのる。覆屋形式の小堂内に安置されているため、風化は少ない。
銘文は光背部分の前面に陰刻されており、向かって右側に「奉建立釈迦仏首題一千部成就之」、同じく左側に「右志者信心之施主以上四十四人也、于時寛文十二壬子天六月十八日」と判読される。
本像は江戸時代の庶民の信仰を明らかにする資料として貴重なもので、夷隅地方における題目一千部成就を記念して建立された供養塔類としては、最古の部類に属すると思われる。
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