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更新日:令和6(2024)年2月19日
ページ番号:6066
縦51センチ、横274センチで、波間を漂う鶴、水平線から今しも昇ろうとする、真紅の太陽を配した波図欄間彫刻が1面。それに縦51センチ、横175センチの、しぶきを上げながら押寄せていく波に、波間を漂う宝珠(ほうしゅ)2面の彫刻からなる。
3面を通じて波が徐々に押し寄せ、波の動きに躍動がみられる。しかも表裏一体の両面彫りに特色がある。
作者は「波の伊八」の異名で知られる武志伊八良信由で、馬に乗って海中に入り、視点を低くして横波の崩れる光景を彫ったとされる。
最近になって、この伊八の波が、葛飾北斎の代表作である「神奈川沖浪裏」に、大きな影響を及ぼしたものとされ、話題になっている。
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