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更新日:令和6(2024)年2月19日
ページ番号:6035
この像は高さ75センチ、台座高32センチ、寄木造り玉眼、箔押、気品の高い像で五代将軍綱吉の御台所信子(浄光院)の念持仏と伝えられている。厨子と台座は江戸中期の作でこれもまた気品のある名作である。仏像は室町期の作である。
この像については天明4年(1784)甲辰七月東叡山凌雲院前僧正順則の書かれた「上総国深谷村円蔵寺本尊縁起」があるがこれには林照院という老女が護持していたことや霊験あらたかな仏像であることが書かれているが、どんな関係でこの仏像が円蔵律寺にもたらされたかについては触れられていない。
その頃順則大僧正と親交のあった行元寺の智亮法印の要請によって円蔵律寺の本尊として下されたのであろうといわれている。
註1:御台所(大臣・将軍などの妻)
註2:東叡山(東の比叡山の意・上野寛永寺の山号)
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