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更新日:令和6(2024)年2月19日
ページ番号:6033
一門一戸の「四脚門」で屋根は切妻造り,棧瓦ぶき,軒は二た軒で半繁木垂(木扁に垂),円柱で,上下粽つき,方形礎石の上に石の礎盤がある。
正面の側柱をつなぐ虹梁の中央には鳳凰の彫物を付した蟇股がある。
中央の通路には蹴放しがおかれ方立には上下共に藁座が残っているので,昔は両開の扉が取付けられていたことが推定される。
屋根は茅ぶきを瓦ぶきにしたため,小屋組が改められているが,この山門は江戸中期末頃の造営と推定され,当時の様式を伝える遺構として貴重なものである。
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