令和5年度第3回市原地域保健医療連携・地域医療構想調整会議開催結果
開催日時
令和6年3月12日(火曜日)
開催場所
ZoomによるWeb開催
議題及び質疑の概要
(1)議題
- 外来医療の医療提供体制の確保について・・・医療整備課より説明
資料1(PDF:1,077KB)
本年度の紹介受診重点医療機関については、基準を満たし、かつ意向を有する千葉労災病院について、反対意見はなかった。また、基準を満たさないが、意向を有する帝京大学ちば総合医療センターについては、理由について説明の上、協議を行ったところ、反対の意見はなかった。以上のことから、意向のある2病院について紹介受診重点医療機関とすることで協議が整った。
一方、基準を満たすが、意向を有しない千葉県循環器病センターについては、理由は前回と同様であり、協議を行ったところ、反対の意見はなかったため、紹介受診重点医療機関にならないことで協議が整った。
- 市原市の地域医療推進に向けた取組について・・・市原市長より説明 ※市からの提出議題のため
資料2(PDF:48.3KB)
市が示す今後の取組について、意見や異議はなかった。一方で、今後もこのような会議等をとおしての連携が重要との意見があり、県としても引き続き緊密に連携した上で、保健医療計画に基づく病床整備等を進める考えを示した。
- 医療機関毎の具体的対応方針について・・・医療整備課より説明
資料3(PDF:637.5KB)
変更を示す医療機関について、反対の意見はなかった。
- 公立病院経営強化プランについて・・・医療整備課及び病院局経営管理課より説明
資料4(PDF:798.9KB)
委員から、中長期的な展望とした移転計画の有無や紹介率が低いこと、患者の減少への取組について質問があったが、病院局及び循環器病センターからは、現在は移転計画や動きはなく、現状の施設、人員体制等でどれだけ経営改善ができるかというところを重点に取り組んでいること、山武・夷隅・長生からの地域医療についても考えて構想を練っていかなければならないとの考え、引き続き各病院や患者に対する啓蒙活動に努めていくことが示された。
- 地域医療構想の進捗状況について・・・医療整備課より説明
資料5(PDF:2,930.2KB)
<委員より以下のとおり意見・質問があった>
・基準病床数、必要病床数がスライド17、18に示されているが、今後はどちらの数値に基づいて議論すべきか。
・新たな基準病床数となった場合、その割合はいかがか。
・全国的にやはり病床数は足りないという状況なのか。
・従業員を集めるのが大変な状況であるため過不足なく、偏在なく整備していただければと思う。
・病床が云々ではなく、むしろスタッフ不足が大きな問題であると思うため、病床数だけの話ではなく、少し違った角度からも地域医療構想も検討する必要があると思う。
<質問に対して、以下のとおり回答した>
・スライド18は今の地域医療構想と同じ考え方で算出した場合の値であり、それでも病床は足りなくなるということを示すための参考である。計画上、意味がある数字はスライド17の新たな基準病床である。
・次の基準病床数が決まった場合、病床の整備計画の公募等については慎重な検討が必要だと思っており、地域の調整会議等を使って皆様と御協議しながら検討させていただきたいと思っている。
・全国的に基準病床数が現行計画より多く出てしまう圏域がいろいろなところでみられると伺っている。
- 非稼働病棟について・・・医療整備課より説明
資料6(PDF:159.6KB)
今後の予定が未定の非稼働病棟については次回などに院長に状況を伺っていくことで話がまとまった。一方で、委員やオブザーバーから、人員不足、そういったところから医療崩壊が起きかねない状況であるとの問題が示された。
- 地区診断及び今後の協議事項について・・・医療整備課及び千葉県地域医療構想アドバイザーより説明
資料7(PDF:131.9KB) 資料8(PDF:3,257.4KB)
委員からは、先の議事と同様、人材不足に加え、今後の医師の働き方改革による医療供給体制について、不安な意見があった。
※参考資料・・・送付のみ 第2回会議 御意見等(PDF:487.8KB)
(2)報告事項
- 帝京大学ちば総合医療センターの移転について・・・市原保健所長より帝京大学ちば総合医療センター病院長へ説明依頼
関連資料
令和5年度第3回市原地域保健医療連携・地域医療構想調整会議開催結果概要(PDF:282.7KB)
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