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更新日:令和6(2024)年12月13日

ページ番号:455121

「人生会議」してみませんか

 最後まで自分らしく生きるために、人生の最終段階に自分が望む医療やケアについて、前もって考え、繰り返し話し合い、共有する取組を「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」と呼びます。

 県が令和5年度に実施した実態調査において、「人生会議」を「知らない」と回答した人は76.8%、「聞いたことはあるがよく知らない」と回答した人は18.5%でした。

 誰でも、いつでも、命に関わる大きな病気やケガをする可能性があります。

 命の危険が迫った状態になると、約70%の方が、医療やケアなどを自分で決めたり、望みを人に伝えたりすることができなくなると言われています。

 自らが希望する医療やケアを受けるために、大切にしていることや望んでいること、どこでどのような医療やケアを望むかを自分自身で前もって考え、周囲の信頼する人たちと話し合い、共有することが重要です。

 11月30日は「いい看取り・看取られ」の意味を込め、「人生会議の日」とされています。

話し合いの進めかた(例)

ステップ1 考える

 自身の価値観や人生観、最期をどこでどのように過ごしたいか、などについて、まず自分で考えてみる。

ステップ2 話し合う

 家族や兄弟、友人等の身近で信頼できる人やかかりつけ医などの医療関係者と話し合う。

ステップ3 調べる

 最期を迎える場所の選択肢にはどのようなものがあるか、既存の意思表明様式など関連情報を収集する。

ステップ4 整理する

 最期の時期をどのように過ごしたいかについて、自分の意思を明確にし、周囲に依頼したいことを整理する。

  人生会議学習サイト ゼロからはじめる人生会議「もしものとき」について話し合おう(厚生労働省・神戸大学)外部サイトへのリンク

※このような取組は、個人の主体的な行いによって考え、進めるものです。

 知りたくない、考えたくない方への十分な配慮が必要です。

参考情報

 厚生労働省では、「人生会議」の普及啓発のリーフレットを作成するとともに、人生の最終段階を迎えた本人や家族等と医療・ケアチームが、最善の医療・ケアを作り上げるための合意形成のプロセスを示すものとして、「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」を策定しています。

終末期医療のあり方について考え、話し合ってみませんか

 高齢者数の急増が見込まれる中、千葉県では、自分らしく最期を迎えるために知っておきたいこと、考えておきたいことを整理した啓発プログラム(動画)「最期まで自分らしく生きる」を作成しました。人生の終わりの時期において「どのように過ごしたいか」を考え、ご家族と話し合うためのきっかけとして、ぜひご覧ください。

ちばコレchannelでの視聴

 ちばコレchannelでご覧ください。(全体が長いため、5分割されています。パート1から順にご覧ください。)

DVDの貸出

 ちばコレchannelのほか、DVDを貸出しています。
 貸出期間は2週間までとします。

(1)申込先に電話等で予約してください。(貸出希望日や連絡先等を伺います。)

申込先
千葉県健康福祉部医療整備課 地域医療構想推進室
〒260-8667
千葉市中央区市場町1-1
電話番号:043-223-2457・2608
ファックス番号:043-224-8210

(2)申込者から県に対し貸出申込書を送付してください。(ファクシミリ等)
貸出申込書(ワード:20.7KB)
貸出申込書(PDF:31.2KB)

(3)申込者がDVDを受領(来庁してください。遠隔地の場合は郵便で送付します。)

(4)視聴後、DVDと使用報告書(視聴人数等を記入)を県へ返却してください。
使用報告書(ワード:15.9KB)
使用報告書(PDF:48KB)
 

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部医療整備課地域医療構想推進室

電話番号:043-223-2608

ファックス番号:043-221-7379

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