盛土による災害防止に向けた総点検の結果について

発表日：令和4年4月22日
県土整備部県土整備政策課

令和3年7月に発生した静岡県熱海市の土石流災害を踏まえ、国から示された盛土による災害防止に向けた総点検実施の方針に基づき、国や市町村と連携を図り、盛土の総点検を実施してきました。

この度、点検が完了し、結果をとりまとめましたのでお知らせします。

1.盛土による災害防止に向けた総点検の結果概要


項目	全体数	【全体数の内訳】重点エリア重点箇所	【全体数の内訳】その他 ※１
【1】総点検対象箇所数	2,898箇所（3,333箇所）	906箇所（1,179箇所）	1,992箇所（2,154箇所）
【2】土砂等の崩落により周辺の人家や公共施設へ影響が考えられる盛土	5箇所（7箇所）	2箇所（3箇所）	3箇所（4箇所）
【3】許可・届出等の手続きがとられていなかった盛土	146箇所（152箇所）	12箇所（13箇所）	134箇所（139箇所）
【4】手続き内容と現地の状況に相違があった盛土	170箇所（170箇所）	11箇所（11箇所）	159箇所（159箇所）
【5】必要な災害防止措置が確認できなかった盛土	31箇所（34箇所）	3箇所（4箇所）	28箇所（30箇所）
【6】廃棄物の投棄等が確認された盛土	6箇所（6箇所）	2箇所（2箇所）	4箇所（4箇所）
【7】上記【2】～【6】のいずれかに該当する盛土	329箇所（339箇所）	24箇所（26箇所）	305箇所（313箇所）

箇所数（括弧数字：重複含む※2）

※1　国から示された点検要領に基づく「重点点検対象エリア及び重点点検箇所」の他、各地方公共団体において点検が必要と考えた箇所。

※2　必要とされる手続き・措置の根拠法令が複数重なる盛土については延べ数で計上。

点検で判明した【2】の盛土については、土砂等の崩落により周辺の人家や公共施設へ影響が考えられ、いずれも法令等に違反している箇所であることから、県又は市町において事業者に対し崩落防止等の是正指導を行っています。併せて、市町と連携し、関係住民に周知する等、必要な対応を行ってきたところです。
【3】から【6】の盛土については、各法令等に基づく行政上の措置実施の指導や、必要に応じ詳細調査を行うなど適切に対応してきます。

【総点検について】

　（県とりまとめ担当）

　　　県土整備部　県土整備政策課　TEL.043-223-3166

【各土地利用規制区域の点検に関することについて】

　（宅地造成工事規制区域、都市計画区域等）

　　　県土整備部　都市整備局　都市計画課　TEL.043-223-3240

　（大規模盛土造成地）

　　　県土整備部　都市整備局　都市計画課　TEL.043-223-3245

　（砂防指定地、急傾斜地崩壊危険区域）

　　　県土整備部　河川環境課　TEL.043-223-3443

　（地すべり防止区域）

　　　農林水産部　耕地課　TEL.043-223-2893

　　　農林水産部　森林課　TEL.043-223-2962

　　　県土整備部　河川環境課　TEL.043-223-3443

　（農業地域）

　　　農林水産部　農地・農村振興課　TEL.043-223-2836

　（森林地域）

　　　農林水産部　森林課　TEL.043-223-2955

　（残土条例、再生土条例等）

　　　環境生活部　廃棄物指導課　TEL.043-223-2641

　（自然公園区域、自然保全区域）

　　　環境生活部　自然保護課　TEL.043-223-2956

【産業廃棄物に関することについて】

　　　環境生活部　廃棄物指導課　TEL.043-223-2695

項目	全体数	【全体数の内訳】重点エリア重点箇所	【全体数の内訳】その他 ※１
【1】総点検対象箇所数	2,898箇所（3,333箇所）	906箇所（1,179箇所）	1,992箇所（2,154箇所）
【2】土砂等の崩落により周辺の人家や公共施設へ影響が考えられる盛土	5箇所（7箇所）	2箇所（3箇所）	3箇所（4箇所）
【3】許可・届出等の手続きがとられていなかった盛土	146箇所（152箇所）	12箇所（13箇所）	134箇所（139箇所）
【4】手続き内容と現地の状況に相違があった盛土	170箇所（170箇所）	11箇所（11箇所）	159箇所（159箇所）
【5】必要な災害防止措置が確認できなかった盛土	31箇所（34箇所）	3箇所（4箇所）	28箇所（30箇所）
【6】廃棄物の投棄等が確認された盛土	6箇所（6箇所）	2箇所（2箇所）	4箇所（4箇所）
【7】上記【2】～【6】のいずれかに該当する盛土	329箇所（339箇所）	24箇所（26箇所）	305箇所（313箇所）