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千葉県建築文化賞は、優れた建築物を表彰することにより、うるおいとやすらぎに満ちた快適な街づくりを推進することを目的に、平成6年度に創設されました。
第13回目となる今回は、71点の応募があり、選考委員会の厳正な審査に基づき、建築文化賞4点及び建築文化奨励賞4点が決定されました。
全文
分割
表紙、1ページ、選考経過と総評(PDF:588.6KB)
3ページ(PDF:155.2KB)、4ページ(PDF:171.1KB)
5ページ(PDF:167.9KB)、6ページ(PDF:188.2KB)
7ページ(PDF:191KB)、8ページ(PDF:194.9KB)
9~10ページ、裏表紙(PDF:343.1KB)
○千葉市立美浜打瀬小学校(千葉市)
西側立面
幕張新都心住宅地区内に完成した三校目のオープンスクール形式の小学校。街区のデザインコードに従った沿道型で、校門やフェンスのない街と一体化した地域交流型スクールである。
(建築主)千葉市
(設計者)株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ
(施工者)新日本・池田工建建設共同企業体
○とみうら元気倶楽部(南房総市)
東側外観
台形の空間を集めたために出来上がった複雑な外周壁は、そのへこみや出っ張りによって多様な外部空間を生み出し、単純な芝生の平面にヒューマンスケールのランドスケープをつくりだしている。
(建築主)南房総市
(設計者)株式会社榎本建築設計事務所
(施工者)株式会社熊谷組首都圏支店
○蔵替え(鴨川・質蔵のリフォーム)(鴨川市)
路地と蔵
外装は瓦ぶき屋根と質蔵横の路地側の海鼠壁を残し、県道沿いの正面は内部の採光と、目隠しをかねた杉材の縦格子で被い、伝統とモダンの融和が試みられた。
(建築主)石井悦子
(設計者)野口修アーキテクツアトリエ
(施工者)ホームドクターハクモン株式会社
○東京大学柏キャンパス新領域環境棟(柏市)
外観
立体格子状の単純な主体構造にS字型の平面形状を与え、自然換気・自然採光の極大化を担保した。
(建築主)国立大学法人東京大学
(計画コンセプト・建築設計ディレクション:大野秀敏+東京大学大野研究室)
(設計者)日本設計・大成建設設計共同企業体
(施工者)大成建設株式会社千葉支店・株式会社関電工千葉支店
○山村邸(香取市)
全景
建物外観維持を守り、店先の深い軒下は通りと建物の間を自由自在にさせる格子戸で全面を囲み、在来の店戸を前面ガラス戸に変えた。
(建築主)Y.M氏
(設計者)株式会社スタジオ宙
(施工者)岡野工務店
○苅込邸(鴨川市)
リビング
南側の和室(客間)の設えはそのままに、既存建物の間取りにとらわれず、水周りを中心に機能的な平面計画を取り入れ、居住性を高めている。
(建築主)苅込佑
(設計者)株式会社ゆま空間設計
(施工者)杉田工務店
○グループホーム美しの里(南房総市)
廊下
ゆったりとした食堂・居間をもち、各個室も各人の独立性を保ちながら、介護にあたる職員がさりげなく中の様子を知ることができるよう工夫されている。
(建築主)医療法人美篶会
(設計者)夏目設計事務所
(施工者)株式会社鈴木工務店
○千葉市白井公民館・若葉図書館泉分館(千葉市)
全景
各室内は木質系を多用し、外壁や軒天井にも県内産の木材や珪藻土、リサイクル製品などを使用して地球に優しい建築を目指している。
(建築主)千葉市
(設計者)株式会社ティー・アンド・エム設計
(施工者)旭建設株式会社
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