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ホーム > しごと・産業・観光 > 商工業 > 創業・事業展開支援 > 創業・ベンチャー支援 > 県の創業支援 > ちば起業家育成事業 > 2024ちば起業家育成プログラム小中学生編第2弾(体験先企業:三井不動産株式会社)
更新日:令和6(2024)年10月11日
ページ番号:702945
千葉県では、これからの社会を担っていく小学生・中学生を対象に、アントレプレナーシップ向上を支援するとともに、起業機運の醸成を図るため、起業家育成プログラム小中学生編を実施しました。
令和6年度の第2弾の取組として、三井不動産株式会社に御協力をいただき、「世界がワクワクするまちを提案しよう!」をミッションとするプログラムを実施しました。
小学4年生から中学3年生までの33名
まず、会社・起業について学ぶために、起業についてのクイズ大会を実施。起業の流れを学ぶとともに、定款を作成するプロセスを体験しました。
その後、三井不動産株式会社がまちづくりをしている柏の葉について知るために、2チームに分かれ、柏の葉徒歩ツアーと自動運転バス体験ツアーを行いました。
ツアー後、参加者は、チーム(模擬会社)ごとに分かれ活動を開始。チームメンバーで共通点探しなどを行い、チームの仲を深めました。
その後、三井不動産株式会社の社員の方から、三井不動産株式会社がどんな仕事をしていて、どんな会社なのかなどの説明を受けるとともに、「新しい働き方、暮らし方を叶える"空白の土地"の活用アイデアを考えてほしい」との依頼を受けました。
依頼を受け、チームごとに柏の葉のまちに出てフィールドワークを実施。"空白の土地"を実際に見に行ったり、その周囲がどのようになっているかを確認したりしました。
まず、各チームの会社名を決めるとともに、それぞれがコイン(模擬金銭)を出資。模擬株式会社を立ち上げるとともに、全員が代表取締役に就任しました。
その後、柏の葉徒歩ツアーと自動運転バス体験ツアーのうち、1日目に参加していない方のツアーに参加しました。
ツアー後、柏市役所職員の方から、柏の葉地域の歴史や、行政の視点から見た、起業家だからできること・やってほしいことなどについて説明を受けました。
また、柏の葉キャンパス駅周辺にて、まちの人に対するインタビューを含んだフィールドワークを実施。
その後、各社はフィールドワーク結果を共有し、3日目までに各自考えてくることややってくることをチーム内で話し合いました。
2日目に引き続き、検討するアイデアの深度化を図るため、模造紙や付箋を駆使しながら、チーム内で議論を深めました。
午後はカベウチの時間。「新しい働き方、暮らし方を叶える"空白の土地"の活用アイデア」という検討テーマを提示していただいた三井不動産株式会社の社員の方に、自分たちのプランを説明しました。
その後、三井不動産株式会社の社員の方からのフィードバックを踏まえ、各模擬会社は対象ペルソナなどの検討を進めました。
3日目に引き続き、検討するアイデアの深度化を図るため、模造紙や付箋を駆使しながら、チーム内で議論を深めました。
午後は最終発表前の最後のカベウチを実施。柏の葉で起業している起業家の方たちに、ブラッシュアップしたプランを説明しました。
その後、最終カベウチでいただいた意見を踏まえ、各模擬会社は5日目の最終発表に向けてアイデアの最終検討・発表準備を進めました。
また、アイデアの最終検討に当たって、三井不動産株式会社の社員の方や、柏市役所職員の方にも積極的に意見を聞き、アイデアの更なるブラッシュアップに努めました。
最終日となる5日目は、各模擬会社が検討を進めてきたビジネスアイデアを発表しました。
最終発表会は、以下のフォーマットで行いました。
模擬会社名 | 企画コンセプト |
---|---|
World Dream株式会社 | ママさんを幸せにするスマートシティ型お風呂施設 |
アートルシー株式会社 | 色々な人と交流ができ、自分の時間も作れる、動物型ロボットによるマッチングサービス付きロッジ |
ミットウィー株式会社 | 家族で楽しめる屋内アウトドア体験施設 |
KaSiMiTu株式会社 | 他の親との交流ができるカフェ |
株式会社エキラク | 大学教授等から色々なものごとを学ぶことができ、ものごとの見方を変えられるワークショップ |
こどもの葉株式会社 | 柏の葉にある企業とコラボした、親子が協力して楽しめる実験体験施設 |
第一位に表彰されたのは「ミットウィー株式会社」。
「ミットウィー株式会社」の提案は、東京から近い立地にあるが、東京に比べて自然が豊富という特長を持つ柏の葉キャンパスに、家族との時間を楽しみながらリラックスすることができる屋内アウトドア体験施設をつくることにより、柏の葉キャンパスの活性化を狙った企画でした。
三井不動産株式会社へのプレゼンテーションの結果、各模擬会社はそれぞれの売上を得ました。
この5日間での活動により発生したコスト(費用)と売上をもとに、決算作業に取り組み、黒字となった模擬会社には法人税を納めていただきました。
その後、清算作業を行い、1日目に出資したコイン(模擬金銭)の額がどのように変化したかを確認しました。
最後に5日間の振返りの後、修了式を行い、プログラムの全課程を終了しました。
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