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「千葉県環境基本計画 平成22年度年次報告」について

1  点検・評価の対象

基本計画の第3編「施策の展開方向」の中で設定した5つの柱（章）の全21のテーマ（節）、及び各施策を支える共通的・基盤的な施策（第6章各節）について、基本計画に記載されている節ごとの「計画の進捗を表す指標」の達成状況の点検・評価を実施しました。

2  点検・評価の方法

各指標について、県庁内の関係部局で構成する「千葉県環境基本計画推進会議」において、点検・評価の時点で把握可能な最新のデータ（22年度のデータとは限りません。）と、基準年度及び目標年度のデータとを比較することにより、節全体の点検・内部評価を行いました。ただし、計画では目標年度までの年度ごとの工程表は示されていないため、達成状況の評価は、傾向（トレンド）として目標に近づいているか否かを文章で記述しました。

【参考】施策の展開方向（5つの柱と21のテーマ）（PDF：69KB）

3  22年度の主な取組と今後の対応

点検・評価を補足するため、基本計画に記載された施策展開の基本方針に基づき、県が22年度に実施した主な施策の取組と、点検・評価結果を踏まえた今後の対応について、節ごとに取りまとめました。

4  22年度における計画の進捗状況

(1)全般的評価

計画では、テーマごとに進捗状況を代表して表す指標が設定されており、テーマ全体では合計61の指標が掲載されています。この61の指標の進捗状況の点検・評価を実施したところ、一部に順調に進捗していない指標もありますが、各種施策が着実に実施されたことにより、全般的には目標達成に向けて進展がみられる結果となっています。

(2)個別の指標の進捗状況

個別の指標の進捗状況については、以下の項目が順調に推移しています。

1. 平成20年の家庭における一人一日あたりの二酸化炭素排出量（電気・ガス・自動車・ごみの排出等に伴うもの）が前年に比べ、さらに減少
2. 一般廃棄物の一人当たりのごみの排出量や産業廃棄物の排出量、最終処分量が、平成21年度に22年度目標を達成
3. バイオマス資源や食品廃棄物の利用率が目標達成に向け順調に増加（基準年度以来初の調査実施）
4. 浮遊粒子状物質が、平成19年度から4年連続して環境基準を100％達成

一方、海域における環境基準達成率については、22年度は猛暑等の影響により、前年度よりも低下しています。

5  点検・評価結果に対する意見の募集

県民・事業者など各主体からのご意見を今後の改善に反映させるため、皆様のご意見を募集しています。環境基本計画の点検・評価の方法やその内容に関するご意見について、郵便、FAX、電子メールにより、住所、氏名、電話番号を明記の上、下記あてにお寄せください。

（1）郵便

〒260-8667千葉市中央区市場町1-1
千葉県環境生活部環境政策課政策室

（2）ファックス

043-222-8044

（3）電子メール

e-seisaku（アットマーク）mz.pref.chiba.lg.jp

5.過去の年次報告

• 「千葉県環境基本計画平成21年度年次報告」（PDF：1,755KB）
• 「千葉県環境基本計画平成20年度年次報告」（PDF：784KB）