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更新日:令和5(2023)年4月25日
ページ番号:564069
発表日:令和5年2月7日
(令和5年2月16日更新)
千葉県商工労働部観光企画課
県では、毎年、1月から12月までの県内の観光客の入込動向について調査しています。
県全体で、令和3年の観光入込客数は、延べ約1億956万人(対前年比1.3%増、対令和元年比41.1%減)となり、宿泊客数は、延べ約928万人(対前年比3.1%増、対令和元年比53.8%減)、うち外国人は、延べ約47万人(対前年比35.7%減、対令和元年比88.2%減)となりました。
令和2年と比較して微増となりましたが、新型コロナウイルス感染拡大等の影響により、過去に類を見ないような大きな落ち込みが続いており、県内の観光を取り巻く環境は、引き続き大変厳しいものとなっています。
※本調査のうち観光入込客数(延べ人数)、観光入込客数(実人数)、観光消費額は、「観光入込客統計に関する共通基準」(平成21年12月国土交通省観光庁策定、平成25年3月改定。)に基づき、調査を行っています。また、宿泊客数(延べ人数)は、県独自の調査になります。
※各表における合計と内訳については、端数処理を行っているため、一致しない場合があります。
※各表において、新型コロナウイルス感染拡大前の令和元年の観光入込客数等を記載しています。
令和3年の1年間で県内の観光地点(480地点)及び行祭事・イベント(74地点)を訪れた観光入込客数(延べ人数)は、約1億956万人(単位:人地点)でした。
(単位:千人地点)
項目 |
調査対象 |
令和3年 | 令和2年 |
令和元年 | 対前年比 |
対令和元年比 (%) |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
観光入込客数(延べ人数) |
554(614)(769) |
109,559 | 108,162 |
185,898 |
1.3 | ▲41.1 |
||
うち観光地点 |
480(556)(548) |
104,234 | 103,091 |
157,924 | 1.1 | ▲34.0 |
||
うち行祭事・イベント |
74( 58)(221) |
5,325 | 5,070 |
27,974 | 5.0 | ▲81.0 |
※調査対象地点数欄のかっこ書きは、左は令和2年の数値、右は令和元年の数値。
(2)観光入込客数(延べ人数)の推移(過去11年間)
(単位:千人地点)
区分 |
観光入込客数 (延べ人数) |
対前年比(%) |
---|---|---|
令和3年 | 109,559 | 1.3 |
令和2年 | 108,162 | ▲41.8 |
令和元年 | 185,898 | ▲0.5 |
平成30年 | 186,832 | 4.2 |
平成29年 | 179,335 |
1.0 |
平成28年 | 177,533 | 2.2 |
平成27年 | 173,705 | 3.6 |
平成26年 | 167,667 | 1.0 |
平成25年 | 165,928 | 7.0 |
平成24年 | 155,100 | 16.3 |
平成23年 | 133,353 | ▲15.1 |
東葛飾地域が約2,693万人と最も多く、次いで君津地域(約1,973万人)、千葉地域(約1,873万人)、印旛地域(約1,705万人)の順となっており、この4地域で全体の7割以上を占めています。
11月が約1,129万人と最も多く、次いで12月(約1,087万人)、5月(約973万人)、10月(約947万人)の順となっています。
最も少ない月は、2月(約754万人)で、次いで、6月(約784万人)、9月(約834万人)の順となっています。
国の「観光入込客統計に関する共通基準」の観光地点等分類別の観光入込客数(延べ人数)は、「スポーツ・レクリエーション」が約3,832万人(構成比35.0%)と最も多く、次いで道の駅、パーキングエリア等の「その他」が約2,695万人(構成比24.6%)、「歴史・文化」が約1,729万人(構成比15.8%)となっています。
また、「行祭事・イベント」は、約533万人(構成比4.9%)となっています。
令和3年の1年間で県内の宿泊客数(885施設)(延べ人数)は、約928万人(単位:人泊)、うち外国人は約47万人でした。
(単位:千人泊)
項目 |
調査対象 施設数 |
令和3年 | 令和2年 |
令和元年 |
対前年比 (%) |
対令和元年比 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
宿泊客数(延べ人数) |
885(874)(859) | 9,280 | 8,997 |
20,101 |
3.1 |
▲53.8 |
|||||
うち外国人宿泊客数 |
― | 468 | 729 |
3,981 |
▲35.7 |
▲88.2 |
※宿泊客数(延べ人数)については、県独自の調査結果です。
※調査対象地点数欄のかっこ書きは、左は令和2年の数値、右は令和元年の数値。
東葛飾地域(約332万人)が最も多く、次いで千葉地域(約195万人)、印旛地域(約135万人)、安房地域(約112万人)の順となっています。この4地域で、県全体の約8割を占めています。
最も多い月は、12月(約120万人)で、次いで11月(約109万人)、8月(約97万人)の順となっています。
最も少ない月は、2月(約45万人)、次いで1月(約49万人)となっています。
外国人宿泊客数の総数は約47万人でした。国・地域別では、北米(約9万人)が最も多く、以下、中国(約6万人)、欧州(約4万人)と続きます。
印旛地域(約42万人)が最も多く、全体の8割以上を占めています。以下、千葉地域(約3万人)、東葛飾地域(約2万人)と続きます。
観光入込客数(延べ人数)(約1億956万人)をもとに、パラメータ調査結果(調査地点17地点、年4回)を用いて推計すると、令和3年の観光入込客の実人数は、約8,243万人(単位:人回)、観光消費額は、約7,905億円、経済波及効果は、約8,529億円となります。
※実人数:1人の観光入込客が本県の複数の観光地点等を訪れたとしても、1人回と数えます。
※パラメータ調査:県内の観光地点17地点を訪れた観光客を対象に、四半期ごとにアンケート調査を行い、属性別の構成比(日本人・訪日外国人、観光目的・ビジネス目的、県外客・県内客、宿泊客・日帰り客等)、平均訪問地点数、観光消費額単価等を算出しました。
経済波及効果とは、発生した生産・消費が直接誘発する生産額と、その生産活動を通じて他産業にも波及することで間接的に生じる生産額の合計をいいます。
令和3年の観光消費額から、平成27年千葉県産業連関表を用い、千葉県における旅行・観光に関する経済波及効果を推計したところ、約8,529億円となります。
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