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更新日:令和5(2023)年8月8日
ページ番号:2503
妊娠初期は、赤ちゃんの成長はもちろん、お母さんの健康を維持するためにもとても大切な時期です。しかし、外見からは見分けがつかないこともあり、「電車で席に座れない」「たばこの煙が気になる」など妊婦さんにはさまざまな苦労があります。
国民運動計画「健やか親子21」推進検討会において、妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保を目指し、「マタニティマーク」を発表しました。マークは、妊婦さんが交通機関等を利用する際に身につけ、周囲に妊婦であることを示しやすくするものです。また、交通機関、職場、飲食店等が、呼びかけ文を添えてポスターなどとして掲示し、妊産婦さんにやさしい環境づくりを推進するものです。
マタニティマークをつけている妊婦さんに気付いたら、次のような配慮をお願いします。
皆様の思いやりのある心遣いと優しい言葉がけによって、妊婦さんも励まされます。
特に妊娠初期はつわりによって気分が悪い妊婦さんも多く、その時期はにおいに敏感な方も多いので、タバコの煙やにおいがつらい方もいらっしゃいます。
また、タバコはお腹の中の赤ちゃんにも影響があります。妊婦さんが受動喫煙にさらされると、流産や早産の危険性が高くなることや、新生児の低体重化がおこることなどが報告されています。
一見、健康そうに見える妊婦さんでも、実は「つわりがつらい」「お腹が張って痛い」「足がむくんで痛い」など、いろいろな症状に悩んでいる方もいらっしゃいます。
このような状態で、長時間立ちっぱなしで過ごすのはつらいものです。一声掛けて、席を譲ったり、乗り降りの際に押されないように配慮をお願いします。
首都圏の鉄道会社20社では、平成18年8月1日より、妊産婦さんへマタニティマークを配布しています。
首都圏の鉄道事業者20社局によるマタニティマークの配布等について(厚生労働省のホームページ)
マタニティマークを知っていただくためのリーフレットやポスターがあります。職場やお店などで、妊産婦さんにやさしい環境づくりのために、ご活用ください。
マタニティマークポスターについて(厚生労働省のホームページ)
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