救急搬送実態調査結果について
1.調査の目的
消防機関が回答した搬送に関する情報と、医療機関が回答した救急搬送後の傷病者の転帰情報をあわせて総合的に調査・分析することにより、県内救急搬送の実態を把握するとともに、「傷病者の搬送及び受入れの実態に関する基準」(以下「実施基準」という。)の見直しに向けての基礎データとして活用する。
2.調査対象
該当年度の9月及び10月に千葉県内で発生した救急搬送事例について、県内消防機関、医療機関及び夜間休日急病診療所に照会を行った。
3.調査項目
【消防機関用調査】
- (1)発生年月日
- (2)覚知時刻、現場到着時刻、現場出発時刻、病院収容時刻
- (3)年齢、性別
- (4)事故種別
- (5)実施基準活用の有無、活用しなかった理由、実施基準との整合性、適用した観察基準、分類基準
- (6)傷病名(原因、症状、救急隊による判断傷病病名A・B、心肺停止)
- (7)患者背景因子
- (8)ドクターヘリ要請
- (9)医療機関交渉回数
- (10)収容先医療機関名
- (11)転送事案(転送先医療機関名、転送理由)
- (12)転院搬送事案(転院搬送元医療機関名、転院理由)
- (13)隣接市町村への応援
【医療機関用調査】
- (1)受入年月日
- (2)患者受入時間
- (3)来院方法
- (4)搬送元医療機関名(他医療機関転送の場合のみ)
- (5)年齢、性別、住所
- (6)傷病程度、緊急性の有無、確定診断名
- (7)患者背景因子
- (8)施設選定の妥当性
- (9)入院の有無、入院時の病床、24時間以内に行った処置、転帰
- (10)転送事案(転送理由、転送先医療機関名、医療機関交渉回数)
【夜間休日急病診療所用調査】
- (1)発生年月日
- (2)患者受入時間
- (3)来院方法
- (4)年齢、性別、住所
- (5)傷病程度
- (6)診断名(暫定)
- (7)転送事案(転送理由、転送先医療機関名、転送先が二次輪番病院か、医療機関交渉回数)
4.調査方法
調査対象の各消防機関、医療機関および夜間休日急病診療所に対して調査依頼書と実施要領を送付し調査票に令和5年9月、10月における搬送実績を入力したものを回収した。回収した調査票のチェックを行い、明らかな記入ミス、記入漏れがあった場合には回答機関に問い合わせ、修正した。
5.調査結果
令和5年度救急搬送実態調査結果(1)(PDF:3,618.8KB)
令和5年度救急搬送実態調査結果(2)(PDF:2,968.3KB)
令和5年度救急搬送実態調査結果(3)(PDF:2,147.4KB)
令和5年度救急搬送実態調査結果(4)(PDF:2,219KB)
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