令和6年度第1回千葉県コンプライアンス委員会の概要

(1)「県土整備部における不適正事案に係る調査・検証報告書」の概要について

　資料1に基づき、事務局から概要説明。

(2)「県土整備部における不適正事案に係る検討会議」の提言を踏まえた今後の再発防止に向けた取組方針（素案）について

　資料2に基づき、事務局から概要説明。

[委員からの意見等]

【コンプライアンス及び職員倫理条例の更なる周知徹底について】

• 研修においては、今回のような事件を起こし懲戒免職処分になった場合は退職金が支払われなくなること等、職員に対する厳しい説明を取り入れるべきと考える。
• 県土整備専門部会で実施した職員に対するアンケートについては、今後再発防止のためのツールとして活用することが望ましい。

【飲食の届出の見直しについて】

• 倫理規則以外にも、ガイドライン等によって、職員にとってわかりやすくなるよう工夫されたい。

【利害関係者からの働きかけを記録する制度について】

• できるだけ実効性のある、職員にとって援護となるような制度を作っていただきたい。

【利害関係者からの働きかけに対する通報・相談体制について】

• 内部通報制度は、民間も含めてなかなかうまく活用されていない現状にある。この制度を活用することは難しい問題であるということを認識していただき、職員が活用できるように、実効性がある制度としていただきたい。

【入札方式について】

• 一般競争入札の割合をホームページで公表するなどにより、一般競争入札の割合を少しでも上げるよう取り組んでいることが分かるような対応をお願いしたい。

【取組方針全般について】

• いずれも良い取組方針と考えるので、この方針で進めていただきたい。
• スケジュールについても、この通りに進めて行っていただきたい。
• 取組を進めていく中で、難しい問題等が生じた場合は、コンプライアンス委員に意見を求めていただきたい。