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更新日:令和5(2023)年7月12日
ページ番号:388774
漁場づくりの取り組み
千葉県は、県内のみならず首都圏の消費者へ新鮮な水産物を、安定的に供給する役割を担っています。
近年消費者には、新鮮でかつ安全な水産物を求めるニーズが高まっており、資源変動の大きい水産資源の合理的かつ持続的な利用を図るために「漁場づくり」に取り組んでいます。
魚類等の水産生物が天然礁や沈船等に集まる性質(蝟集(いしゅう))を利用して、耐久性のあるコンクリートや鋼材等を用いた構造物を海中に設置し、主にタイやヒラメ等を対象とした漁場づくりに取り組んでいます。
集める機能に加え、魚礁に魚類等の繁殖に重要な海藻類の繁茂と餌料生物(じりょうせいぶつ)の付着を促す機能を持たせるため、石詰め部等の構造を付加し、主にタイ等を対象とした産卵場と餌場に最適な漁場づくりに取り組んでいます。
磯根(いそね)資源の再生産を助長し、又は天然の幼稚仔(ようちし)や人工種苗(じんこうしゅびょう)の保護育成を図るため、自然石や耐久性のあるコンクリート構造物(コンクリートブロック等)を海中に設置し、主にイセエビやアワビを対象としています。
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