食中毒の発生について（令和6年9月6日）

発表日：令和6年9月6日
健康福祉部衛生指導課

概要

令和6年8月26日（月曜日）午後6時頃、松戸市内の学校関係者から「8月26日（月曜日）昼に学食を利用した10名が嘔吐、下痢の症状を呈して救急搬送された。」旨の通報が松戸保健所にあり、調査を開始した。

調査の結果、8月26日（月曜日）に、松戸市内の飲食店を利用した74名のうち16名が下痢、嘔吐、腹痛等の症状を呈し、13名が医療機関を受診していることが判明した。

患者に共通する食事は、当該飲食店で調理、提供された食事に限られており、患者の便から食中毒の病因物質である黄色ブドウ球菌が検出されたこと、患者の発症状況が黄色ブドウ球菌によるものと一致したこと、患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたことから、本日、松戸保健所長は、当該飲食店を原因施設とする食中毒と断定し、営業停止処分を行った。

なお、患者は全員回復している。

1 喫食者数

74名（調査中）

2 患者数

16名（調査中）
（内訳）男性8名（22歳～61歳）　女性8名（22歳～37歳）

3 受診状況

医療機関受診者13名、うち入院患者8名

4 主な症状

下痢、嘔吐、腹痛

5 発症日時

令和6年8月26日（月曜日）午後1時頃から

6 原因施設

所在地：千葉県松戸市

業種：飲食店営業

7 原因食品

8月26日（月曜日）昼に当該施設で調理、提供された食事

8 病因物質

黄色ブドウ球菌

9 行政措置

営業停止2日間（令和6年9月6日から9月7日まで）

参考

令和6年度食中毒事件発生状況（令和6年9月6日現在速報値）
区分	千葉県	千葉市	船橋市	柏市	合計	昨年度同期
件数	5	2	2	1	10	13
患者数	46	37	51	1	135	114
死亡者数	0	0	0	0	0	0

注：本日発表分含む