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医療従事者向け

基本理念

我々はチーム医療の一員として、患者さんの健康と安全を第一に考え、信頼される薬剤師を目指します。

スタッフ

薬剤師:常勤14名、非常勤3名
医療助手:2名

認定・専門薬剤師一覧

認定実務実習指導薬剤師:4名
栄養サポート(NST)専門療法士:3名
認定クリニカル・トキシコロジスト:1名
日本DMAT隊員:2名
精神科薬物療法認定薬剤師:1名

勤務体制

2交代制(日勤/夜勤)

  • 平日勤務:4名から6名
  • 土曜日、日曜日、祝日勤務:2名
  • 夜間勤務:1名

業務内容

1.調剤業務

入院処方せん及び院内外来処方せんについて、薬剤部にて調剤を行っています。調剤にあたっては「効能・効果」、「用法・用量」、「相互作用」、「副作用」等に注意を払い、処方内容のチェック(鑑査)をしたうえで、お薬を患者さんにお渡ししています。患者さんに応じて、飲みやすいように一包化包装(薬を飲む時間ごとにシートからだして一つの包装にしたもの)での調剤を行っています。また、患者さんには薬剤情報提供書(お薬の説明書)をお渡ししています。

錠剤分包機
錠剤分包機

2.製剤業務

  1. 無菌製剤
    経口、経腸で栄養摂取が困難な患者さんに対して、無菌室内にあるクリーンベンチにおいて高カロリー輸液製剤を調製しており、細菌汚染を防いでいます。
  2. 院内製剤
    診断あるいは治療を行ううえで必要とされ、市販の医薬品では十分な効果が得られない、または市販されていない場合には、院内製剤として薬剤部にて調製しています。

3.医薬品管理業務

センター内で使われる全ての医薬品についての購入、各部署への払出し、適正な保管管理を行っており、適正在庫に努め、治療や進歩に合わせた薬品採用になるように、分析検討を行いながら、医薬品の安定供給に努めています。

4.薬剤管理指導業務

入院中の患者さんを対象とした服薬管理指導を行っています。薬の内容が記載されたお薬説明書を用いて薬の名前、用法・用量や使用上の注意などを、また取扱い説明書を用いてインシュリン製剤や吸入薬の使い方などを説明しています。注射薬については、使用する前日に用法・用量、相互作用や配合変化などをチェックしたうえで患者さん毎にセットしています。患者さんに使用された全ての医薬品は薬歴により管理され、副作用の早期発見や、より良い薬物療法のために努力しています。

5.医薬品情報業務

医薬品に関する情報を収集・整理し、緊急に対応が必要な警告や副作用発生報告を入手した場合は、速やかに院内に報告し、患者さんの安全を守っています。また、患者さんや医療スタッフからの問い合わせに対応したり、薬剤ニュースを発行するなど医薬品に関する情報発信も行っています。

6.薬物有効血中濃度モニタリング業務

医薬品にはそれぞれ有効血中濃度域と中毒発現濃度域というものがあります。患者さんに使われた医薬品が有効血中濃度に達していないと効果が期待できなかったり、中毒発現濃度にまで達してしまうと副作用が出たりします。

薬物有効血中濃度モニタリング業務とは、患者さんに使用する医薬品の投与計画をより適切に行うための資料として、使われた医薬品の血中濃度を測定しコンピューターを用いて解析した結果を医師に提供するものです。

7.チーム医療

栄養サポートチーム(NST)、感染制御チーム(ICT)等に参加しています。薬剤師の専門性をいかして、様々なスキルを持つ医療スタッフと連携して患者さんの治療に向き合っています。

<患者さまへ>
院外処方せんについてのお知らせ

当院では、原則全ての外来患者さんに院外処方せんを発行しています。なお、院外処方せんは一般名処方(薬品の成分名)でお渡ししております。
処方せんは発行日を含め、4日以内に処方箋応需薬局へ提出し、薬を調剤してもらってください。