本文へスキップします

医療従事者向け

整形外科

3次救急施設のため、整形外科が扱う症例の多くは外傷であり、緊急手術を要する開放骨折や多発外傷に伴う骨折、軟部組織損傷を伴った重度四肢外傷など、他院では対応困難な症例が主な対象疾患となっています。

通常、運動器を扱う整形外科医は、救命処置が終わったあとから治療に加わることが多いですが、当院では初期治療から他科医師と共に診療にあたることにより、救命治療の段階から、機能温存を図った治療戦略を立て、早期治療、早期社会復帰を目指すべく、日々治療にあたっています。骨折を中心とした四肢外傷のほか、脊椎外傷、骨盤外傷などの重症外傷も多くみられ、ときに難易度の高い手術も要求されます。急性期治療はもちろん、その後のリハビリテーション療法まで考慮しつつ、近隣病院とも協力しながら治療を進めています。

また、外傷以外にも、緊急手術が必要な疾患や全身管理を要する疾患などをご紹介頂き、他科医師とも協力しながら、可能な限り対応させて頂いております。

主なスタッフ

姫野 大輔(医長)
  • 日本整形外科学会専門医
眞木 成美(医師)
吉村 眞(医師)
𠮷本 夕里子(医師)
稲田 大悟(非常勤)
  • 日本整形外科学会専門医
    日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
    日本リハビリテーション医学会専門医・指導医
    義肢装具等適合判定医

 

整形外科診療実績(2019-2022年)

 
  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
総手術件数 198 185 214 247
骨盤手術 4 12 8 14
脊椎手術 15 22 24 31
CLAP 3 18 25 35
  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
外傷[JTDB登録症例] 438 319 348 471
  ISS≧3 254 179 187 257
  ISS≧16 106 89 68 73
 頭部AIS≧3 75 55 36 52
 胸部AIS≧3 58 40 34 40
 腹部AIS≧3 7 10 16 8
 下肢骨盤AIS≧3 39 43 37 67
 外傷手術 152 127 143 227
 体幹部止血手術 10 9 11 9
 外傷TAE 6 8 8 19
 開胸心マッサージ 7 5 3 3
 胸部大動脈遮断 5 6 2 2
 REBOA 3 2 2 0