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報道発表案件

更新日:令和6(2024)年9月27日

ページ番号:336630

平成28年度病院事業会計の決算見込み

発表日:平成29年9月8日

千葉県病院局経営管理課

電話:043-223-3959

  平成28年度の病院事業会計の決算見込みがまとまりました。
  収益合計は、421億4千万円、費用合計は、がんセンターの診療報酬返還金を計上したことなどにより469億円となり、当期の純損失は、47億6千万円で、前年度に引き続き赤字決算となりました。これは、病院事業として比較できる平成7年度以降、純損失は過去最大ですが、経常損失は平成10年度に次いで過去2位の状況です。
  この厳しい状況をふまえ、さらに安心安全な医療サービスの提供を心掛けるとともに、「千葉県立病院新改革プラン」を着実に実行することにより、収支の改善に努めてまいります。

1.決算見込みの概要

   平成28年度の収入は、医業収益が、佐原病院、循環器病センターなどで患者数が減少したことにより、前年度を4.0%下回りました。また、特別利益は、旧東金病院の解体工事に係る引当金の残額を計上したことなどにより、3億3,795万円の増加となりましたが、収益合計では前年度を1.6%下回り421億4,511万円となりました。
 一方、支出は、医業費用が、退職手当支給額の増加による給与費の増などから前年度を0.9%上回り、また特別損失が、がんセンターの診療報酬返還金を計上したことなどにより、21億5,112万円の増加となったことから、費用合計では、前年度に比べて24億4,861万円増加の469億299万円となりました。
 この結果、経常収支が前年度に比べ13億3,959万円減△33億7,460万円となるとともに、特別損益が前年度に比べ18億1,318万円減の△13億8,328万円となったことから、当期の純損失は、47億5,788万円となりました。

2.収支の前年度比較表

(単位:千円)
区分 平成28年度 平成27年度 増減額 増減率(%)
医業収益

29,494,283

30,727,946

△1,233,663

△4.0

医業外収益

11,851,744

11,660,190

191,554

1.6

特別利益

799,089

461,144

337,945

73.3

収益計

42,145,116

42,849,280

△704,164

△1.6

医業費用

42,586,882

42,221,695

365,187

0.9

医業外費用

2,133,744

2,201,446

△67,702

△3.1

特別損失

2,182,366

31,242

2,151,124

6,885.4

費用計

46,902,992

44,454,383

2,448,609

5.5

経常収支

△3,374,599

△2,035,005

△1,339,594

-
純利益(損失)

△4,757,876

△1,605,103

△3,152,773

-

純利益(損失)の推移

純損益の推移

病院別損益の前年度比較(単位:百万円)

病院別損益

  • がんセンターは、延べ入院患者数(△3,385人{H27:91,123人 → H28:87,738人})及び、延べ外来患者数(△5,211人{134,290人→129,079人})が減少し、手術数(△205件{4,014件→3,809件})も減少等で収益減。
    費用は、診療報酬返還金を計上したことなどにより、28億13百万円の増。
  • 循環器病センターは、医師の減により、延べ入院患者数(△4,123人{59,775人→55,652人})及び、延べ外来患者数(△5,836人{89,162人→83,326人})が減少し、収益減。
  • 佐原病院は、医師の減により、延べ入院患者数(△3,808人{52,519人→48,711人})及び、延べ外来患者数(△12,768人{113,269人→100,501人})が減少し、収益減。

3.PDF版

平成28年度病院事業会計の決算見込み(PDF:119.7KB)

お問い合わせ

所属課室:病院局経営管理課財務室

電話番号:043-223-3965

ファックス番号:043-225-9330

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