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更新日:令和6(2024)年5月31日

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令和元年度企画展「改元期の千葉県ー近現代のあゆみの中でー」

当館の企画展は、収蔵する公文書や古文書などを特定のテーマのもとに展示することによって文書館資料の活用を図り、併せて千葉県の歴史を知ってもらうことで、郷土への関心と県政への理解を深めることを目的としています。今回は、元号が「平成」から「令和」に変わったことにちなみ、まず我が国における江戸時代までの元号に対する人々の認識について概観し、一世一元の制となった近代以降、改元期には国民が天皇の存在を強く意識する時期でもあったことから、明治以降の改元期の人々のくらしや当時の世相等がわかる資料を展示し、改元期の千葉県の歴史の一端について紹介します。

1.会期等

開催期間

令和元年10月1日(火曜日)~令和2年1月18日(土曜日)

開館時間

午前9時~午後5時

休館日

日曜・祝休日・館内整理日(毎月末。月末が土曜日、日曜日の場合は月末に最も近い平日)・年末年始(12月29日から1月3日)

入館料

無料

2.会場

千葉県文書館1階展示室(千葉市中央区中央4-15-7)

3.展示内容

  1. 元号と人々のつながり
    明治以前の元号と人々のつながりを示す資料を展示します。改元を人々はどう受け止め、元号は人々にどれほど定着したのでしょうか。
  2. 明治のはじまり
    明治元年は、戊辰戦争や新統治機構の誕生の中で始まりました。天皇の在位と一致する一世一元の制の契機となった激動の1年の動きを当時の資料で跡付けます。
  3. 明治から大正へ
    近代化を遂げた偉大な「明治」が終わり、新たに「大正」が動き出した頃の千葉県内の様子を紹介します。
  4. 大正から昭和へ
    関東大震災後の社会不安の中で終わった「大正」と「昭和」の始まりの時期の千葉県内の動きを回顧します。
  5. 昭和から平成へ、そして令和へ
    好景気の一方で消費税導入に揺れた千葉県の政治・経済を振り返るとともに、「令和」の出典となった「万葉集」(文化2年刊)も展示します。

4.主な展示資料

  • 里見義頼印判状(天正9年。櫻井家文書)
  • 廻状(復古御一新に付)(明治元年。鳥飼家文書)
  • 『報知新聞』(号外)(明治45年。千葉県立中央博物館所蔵)
  • 懐中日記(石川倉次の日記)(大正15年。千葉県総合教育センター文書)
  • 『万葉集』(「令和」の出典)(文化2年。山口家文書)

など

5.展示解説会

令和元年10月2日(水曜日)、10月3日(木曜日)、10月18日(金曜日)

各日午後3時30分~4時

※申し込み不要。当日開始時間に展示室集合

お問い合わせ

所属課室:総務部文書館県史・古文書課

電話番号:043-227-7552

ファックス番号:043-227-7550

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