県立美術館が国登録有形文化財（建造物）に！建築の魅力をパネル展示、建築ツアーでご紹介

発表日：令和7年3月25日
県立中央博物館

メタボリズム建築を代表する建築家のひとりである大髙正人（おおたかまさと）が手掛けた県立美術館展示棟について、国の登録有形文化財（建造物）に登録するよう答申がありました（令和7年3月21日答申）。大髙正人設計の建築物としては初の登録です。
これを記念して、県立美術館では明日3月26日（水曜日）から建築の魅力を紹介するパネル展示を行うほか、3月29 日（土曜日）には建築ツアーを開催します。また、令和8年度には大髙正人展の開催も予定しています。
この機会にぜひ、大髙正人によるメタボリズム建築の魅力をお楽しみください。

登録施設

名称	千葉県立美術館
住所	千葉県千葉市中央区中央港1-10-1
電話番号	043-242-8311
ホームページ	県立美術館ホームページ

登録の概要

名称

千葉県立美術館展示棟

員数

1棟

建築年代等

昭和49年（平成24年改修）

登録基準

造形の規範となっているもの

資料の特徴

千葉港中央地区の臨海公園に位置する美術館。設計は大髙建築設計事務所。鉄筋コンクリート造及び鉄骨造の展示室をグリッド状に配して拡張可能とし、それぞれ傾斜屋根と外壁炻器質タイルを用いて、外観にまとまりをみせる。大髙正人による初期の美術館の秀作。

千葉県立美術館展示棟

登録記念イベント

パネル展示・リーフレット配布

場所：県立美術館エントランス付近
日程：令和7年3月26日（水曜日）から

建築ツアー

学芸員が県立美術館の建築を御案内します。
日時：令和7年3月29日（土曜日）午後2時から（45分程度）
定員：20名（当日受付・先着順）※午後1時30分から受付開始
参加費：無料（別途展覧会の入場料が必要です。）