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ホーム > イベント情報 > イベント・講座・セミナー > 博物館研究員が房総の魅力を語る!「千葉学講座」を開催します
発表日:令和7年1月29日
県立中央博物館
県立博物館5館が合同開催する「千葉学講座」は、房総の自然や歴史・文化など幅広い分野について、研究員が調査・研究した最新の活動成果をわかりやすく解説するものです。
今年度は2月8日(土曜日)、22日(土曜日)の2日間で4講座を開催します。
この機会に房総の魅力を再発見しませんか。
令和7年2月8日(土曜日)、2月22日(土曜日)
各日午後1時30分から午後3時50分(午後1時 開場)
名称 | 千葉県立中央博物館 講堂 |
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住所 | 千葉県千葉市中央区青葉町955-2 |
電話 | 043-265-3111 |
ホームページ | 千葉県立中央博物館ホームページ![]() |
講演1
「埋立地に新たな文化をつくる―『五十嵐靖晃(いがらしやすあき) 海風』展の試み―」
県立美術館 研究員 松田直子(まつだなおこ)
(午後1時35分から午後2時35分)
県立美術館で開催した千葉県出身のアーティスト・五十嵐靖晃(1979-)による回遊型美術展覧会PROJECT UMINOUE「五十嵐靖晃 海風」について、アーティストやサポーター「海風クルー」との協働によるプロジェクト展開のプロセスや地域連携事業の概要を紹介し、公立美術館としての挑戦を考察します。
サポーターとの協働により開催したイベント「そらあみ掲揚式」
(撮影:みさこみさこ)
講演2
「県立高校の理科室に眠る昔の自然」
県立中央博物館 主任上席研究員 斎木健一(さいきけんいち)
(午後2時45分から午後3時45分)
高等学校の理科室には、戦前に博物学の授業で使われた標本や、戦後、生物部の活動の課程で集められた標本など、かつての自然を物語る証拠が多数残されています。県内12校および総合教育センターを調査して見つかった標本をもとに、理科室に残されていた自然の記録を紹介します。
木更津高校に収蔵されているアホウドリ(左)とコウノトリ(右)の標本
講演1
「千葉県の産業の歴史」
県立現代産業科学館 研究員 井上翔太朗(いのうえしょうたろう)
(午後1時35分から午後2時35分)
当館は昨年6月、開館30周年を迎えました。当館の展示テーマでもある「現代産業の歴史」から京葉工業地域の発展について紹介します。鉄鋼、石油、電力など、本県工業の基幹をなす産業がどのように発展していき、現在はどのような変化がみられるのかをお話しさせていただきます。
川崎製鉄株式会社千葉製鉄所(現 JFEスチール株式会社東日本製鉄所・千葉地区)1号高炉 模型
講演2
「『万祝』の昔と今 ―絵画・写真と史料から―」
県立中央博物館 研究員 鈴木建人(すずきけんと)
(午後2時45分から午後3時45分)
江戸時代後期に房総半島で生まれたとされる漁師の祝い着「万祝(まいわい)」。発生から200年余りで、万祝に描かれる図柄や万祝の着こなし、そしてイメージはどのように変化してきたのでしょうか。特別展「万祝博覧会」の調査で分かったその時間的変化を、史料や絵画・写真から紹介します。
漁師の祝い着「万祝」
無料
※展示の観覧には入場料が必要です。
※入場料:一般300円、高校・大学生150円
※中学生以下・65歳以上・障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1人は無料