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更新日:令和4(2022)年6月21日
ページ番号:28168
掲載日:平成21年4月16日
いつか発生する災害の被害を最小限度に食い止めるため(減災)には「自らの身の安全は自ら守る」、「自分たちのまちは自分たちで守る」という、いわゆる「自助」と「共助」の取り組みが最も重要です。
県では、過去に千葉県に大きな被害をもたらした災害を郷土の教訓として県民の方に伝え、備えの大切さを自覚してもらうため、過去の大きな災害の記録や教訓をまとめた「防災誌」を作成しています。
今回、日本史上最大の災害である「関東大震災」についてまとめた『防災誌「関東大震災」-千葉県の被害地震から学ぶ震災への備え-』を作成しました。
災害の記録や災害への備えなどの情報が掲載されていますので、家庭、学校、地域などで防災について話し合う際に、是非ご活用ください。
災害の教訓は、家族、地域で伝承されるものですが、教訓の風化は免れず、また、過去の災害による被害を伝える古文書などの記録も失われていきます。そこで、千葉県で過去に発生した災害を後世に正しく伝えるとともに、その教訓を県民の方々に再認識していただくため、防災誌としてまとめ、デジタルデータとしても保存していきます。
前回の「防災誌」(津波編)は、1703年に千葉県に死者6,534名という最大級の被害をもたらした「元禄地震」を題材に、津波被害の恐ろしさや教訓をまとめました。
今回の「防災誌」(地震編)は、1923年に発生した「関東大震災」及び千葉県に戦後最大の被害をもたらした地震「1987年千葉県東方沖地震」を題材に、地震災害の恐ろしさや教訓、地震への備えなどをまとめています。
なお、平成21年度は、台風や竜巻などの風水害についての防災誌を作成する予定です。
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