ここから本文です。
ホーム > 県政情報・統計 > 統計情報 > その他の調査結果 > 動物愛護センター統計資料 > 犬・猫の殺処分の現状
更新日:令和6(2024)年9月20日
ページ番号:24991
収容施設に入ってくる理由|収容施設から出ていく場合|処分頭数を減らすために|
犬:86頭
猫:244頭
令和5年度に当センターで殺処分した犬・猫の頭数(収容中に亡くなった数も含む)です。
その他に千葉市、船橋市及び柏市が独自の機関で収容を行っています。(「業務案内」をご覧ください)これだけの頭数がどのようにセンターに収容されてくるのでしょうか。
収容施設に入ってくる理由は、「捕獲・保護」と「引取り」です。
野犬等の捕獲の他、迷子犬や捨て犬、負傷犬の保護が含まれます。猫の捕獲はしていませんので、負傷猫の保護のみになります。県内の犬の捕獲頭数は年々減少してきています。都市化の影響で放し飼いが減少したこと等が背景にあると考えられます。
さまざまな事情で飼えなくなった犬・猫を引き取っています。保護された子犬・子猫の引取りも行っています。犬の引取り頭数は年々減少しています。不妊・去勢手術が普及したこと等が背景にあると思われます。猫の引取頭数は犬の倍以上に上るうえに、横ばいの状態が続いています。引き取られる猫の多くが、「飼い主のいない(またはわからない)子猫」であることが問題を深刻にしています。
収容施設から出ていくのは、「返還」と「譲渡」です。
捕獲・保護されても、定められた期限までに飼い主が迎えに来てくだされば返還されます。しかし、返還される犬・猫は非常に少ないのが現実です。飼い犬には所有者を明らかにする処置(鑑札・注射済票、マイクロチップ、名札等の装着)をしておくことが必要です。捕獲された犬の多くが捨て犬や無責任な放し飼いであることが大きな要因と考えられます。負傷猫は飼い主がいないと思われるケースが多く、返還になることはまれです。
収容された犬・猫の一部を希望者に譲渡しています。しかし、多数の犬・猫が収容されるため感染症の制御が困難であると同時に譲渡動物の飼育管理に必要な設備や人員にも限度があり譲渡頭数を増やすことは簡単ではありません。
次のようなことを呼びかけています。
「犬と猫との出会いの場」を開催しています。
公共財団法人 千葉県動物保護管理協会と連携し、新しい飼い主探しのお手伝いをしています。
次のようなことを行っています。
どちらも飼い主のみなさんの御協力が欠かせません。
ほんとうにあたりまえのことですが
あらためてお願いします。
動物は責任を持って最期まで面倒を見てください。
関連リンク
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください