No!不正軽油

千葉県不正軽油防止宣言

不正軽油を買わない・売らない・使わない

不正軽油に関する情報提供について

千葉県では、県内の各県税事務所で"不正軽油"に関する情報をお受けしています。また、ちば電子申請サービスから24時間通報を　受け付けています。

不正軽油の製造	「不審な施設に頻繁にタンクローリーが出入りしている。」「タンクローリーが出入りする場所に、大量のドラム缶や廃棄物が積まれている。」
不正軽油の販売	「見知らぬ業者から飛び込みで格安な軽油の売込みがあった。」「周辺と比較して著しく安い価格で軽油を販売しているガソリンスタンドがあった。」「深夜・早朝に怪しげな給油現場を目撃した。」
不正軽油の使用	「灯油や重油を自動車などの燃料として使用している。」「大量の白煙・黒煙を出す車両を見つけた。」

不正軽油の

製造

「不審な施設に頻繁にタンクローリーが出入りしている。」
「タンクローリーが出入りする場所に、大量のドラム缶や廃棄物が積まれている。」

不正軽油の
販売

「見知らぬ業者から飛び込みで格安な軽油の売込みがあった。」
「周辺と比較して著しく安い価格で軽油を販売しているガソリンスタンドがあった。」
「深夜・早朝に怪しげな給油現場を目撃した。」

不正軽油の
使用

「灯油や重油を自動車などの燃料として使用している。」
「大量の白煙・黒煙を出す車両を見つけた。」

なお、不正ガソリンに関する情報については、国税庁までお知らせください。

不正軽油とは”不正に税を免れた軽油”のことです。

軽油には軽油引取税（1リットルあたり32.1円）が課税されます。しかし、不正軽油は軽油引取税が課税されていない灯油や重油等と不正に軽油を混ぜ、「軽油」と偽り販売・消費されているものです。

このため、不正軽油の販売者は本来千葉県に納めるべき軽油引取税を不正に免れています。

これは悪質な「脱税行為」です。

また不正軽油の中には、A重油等を原料に製造される”模造軽油”があり、ディーゼル車の燃料に使用すると排気ガス中の有害物質を増加させ、環境に悪い影響を与えます。

【典型的な不正軽油のしくみ】

不正軽油の仕組み図

不正軽油は、軽油引取税を不当に免れる悪質な「脱税行為」です。

不正軽油の製造・販売・使用はもちろんのこと、不正軽油に使用されることを知りながら、材料を提供・運搬した人、不正軽油を　製造する場所を提供した人なども重い罰則が適用されます。

模造（不正）軽油は、A重油等を原料に製造されていることから、これを使用すると排気ガス中のPM(粒子状
物質)やNOx(窒素酸化物)を増加させます。
このため、県民の健康に影響を与えることから「千葉県ディーゼル条例」によりその使用が禁止されています。
模造（不正）軽油は、製造過程で強酸や強アルカリによる洗浄処理を行います。このため、エンジンの損傷や不具合の原因になることがあります。