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報道発表案件

更新日:令和6(2024)年8月9日

ページ番号:689499

令和5年度一般会計決算見込みの概要

発表日:令和6年8月9日
総務部財政課

  • 令和5年度一般会計の決算は、歳入が前年度比8.9%減(1,969億円減)の2兆213億円歳出が前年度比8.8%減(1,924億円減)の1兆9,976億円となり、実質収支96億円となりました。
  • 実質収支のうち38億円は、新型コロナウイルス感染症に係る交付金等の概算交付によるもので、今後、国に返還する必要があるため、国庫返還分を除いた実質収支は58億円の黒字となります。
  • 歳入が8.9%減、歳出が8.8%減と、いずれも大幅な減となったのは、新型コロナウイルス感染症に対応するための歳出及びその財源となる国庫支出金等の歳入も大幅に減少したことが主な要因です。
  • なお、新型コロナウイルス感染症対応事業に関する決算額を除く歳入は前年度比2.5%増の1兆8,907億円、歳出は前年度比3.5%増の1兆8,689億円でした。

令和5年度一般会計決算収支の状況

(単位:百万円、%)

区分

5年度

(1)

4年度

(2)

比較

(1)-(2)=(3)

増減率

(3)/(2)

歳入総額(A)

2,021,257

【1,890,656】

2,218,121

【1,844,369】

△196,864

【46,287】

△8.9

【2.5】

歳出総額(B)

1,997,626

【1,868,918】

2,190,014

【1,805,316】

△192,388

【63,602】

△8.8

【3.5】

歳入歳出差引(C=A-B)

23,631

28,107

△4,476

-

翌年度に繰り越すべき財源※1(D)

13,984

15,011

△1,027

-

実質収支※2(C-D)

9,647

(5,799)

13,096

(6,215)

△3,449

(△416)

-

  • 表示単位未満を四捨五入して端数処理しているため、表内の計算が合わない場合があります。
  • 【  】内は、新型コロナウイルス感染症対応事業に係る決算額を控除したものです。
  • (  )内は、新型コロナウイルス感染症に係る交付金等の返還分を控除したものです
  • ※1.翌年度に繰り越すべき財源
    歳入のうち、翌年度に繰り越した事業の財源となるもの。
  • ※2.実質収支
    歳入総額から歳出総額を差し引いた額(形式収支)から、翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた額をいう。通常、「黒字団体」・「赤字団体」という場合は、実質収支の黒字・赤字により判断する。

[歳入決算]

県税

9,260億15百万円

地方交付税

2,335億  9百万円

国庫支出金

2,590億  6百万円

繰入金

139億92百万円

諸収入

2,612億  2百万円

県債

うち臨時財政対策債※3

1,360億37百万円

460億73百万円

その他

うち特別法人事業譲与税※4

1,914億96百万円

1,185億  7百万円

2兆212億57百万円
 
  • ※3.臨時財政対策債
    平成13年度から、地方全体の財源不足の補てん措置の一環として設けられた特例地方債で、投資的経費以外にも一般財源として充てることができる。償還費については、全額が後年度に普通交付税の基準財政需要額に算入され、交付税措置される。
  • ※4.特別法人事業譲与税
    地方税の偏在是正を図るため、従来の地方法人特別譲与税に代えて、令和2年度から法人事業税の一部を国税化(特別法人事業税)したうえで、人口を基準に都道府県に再配分(特別法人事業譲与税)されている。

[歳出決算]

人件費

4,979億90百万円

扶助費※5

442億72百万円

公債費

2,263億88百万円

投資的経費

1,749億85百万円

補助費等

6,621億30百万円

その他

うち繰出金

うち積立金

うち貸付金

3,918億61百万円

486億17百万円

187億70百万円

2,237億  2百万円

1兆9,976億26百万円
  • ※5.扶助費
    地方公共団体が生活保護法、児童福祉法、老人福祉法等に基づき、被扶助者に対して支給する費用及び、地方公共団体が単独で行っているこれに類する各種扶助の支出額のこと。

新型コロナウイルス感染症への対応

  • 令和5年度における、新型コロナウイルス感染症対応の事業に関する決算額は以下のとおりです。

 決算額 1,218億円
 [主なもの]

  • 中小企業振興資金事業 760億円
  • 病床確保等事業 146億円
  • 千葉とく旅キャンペーン事業 124億円
  • 新型コロナウイルス感染症対応特別資金利子補給事業 49億円
  • 入院医療費等の公費負担 37億円
  • 介護サービス事業所等のサービス提供体制確保事業 16億円 等

 (財源の主なもの)

  • 中小企業振興資金貸付金返還金 760億円
  • 新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金 215億円
  • 訪日外国人旅行者周遊促進事業費補助金  103億円
  • 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金 35億円 等

今後に向けて

  • 令和5年度は、国庫返還分を除くと、58億円の黒字となりましたが、今後、金利の上昇が見込まれることや、国際情勢の変化による物価への影響などの懸念材料もあり、本県財政を取り巻く環境が、厳しさを増すことも想定されます。
  • しかしながら、防災対策をはじめとする喫緊の課題への対応や、将来の県の発展に向けた取組については、着実に進めていく必要があります。
  • このため、国に対し、必要な財源確保を強く要望していくとともに、県としても、執行段階での徹底した経費節減や、県税徴収対策の充実・強化などに努めてまいります。

お問い合わせ

所属課室:総務部財政課決算統計班

電話番号:043-223-2075

ファックス番号:043-224-3884

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