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更新日:令和6(2024)年2月9日
ページ番号:18755
発表日:平成26年8月12日
千葉県総務部財政課
047-420-7883
船橋市企画財政部財政課
047-436-2570
船橋オートレース事業は、昭和25年以来60年以上に亘り、事業を実施してきましたが、近年の社会経済環境の変化に伴い、事業実施に必要な経費を売上で賄うことが困難な状況にあり、事業を今後も継続するためには、多大な設備投資が必要となるなどの状況を総合的に考えた結果、千葉県及び船橋市は、平成27年度末をもって船橋オートレース事業を廃止することとしました。
船橋オートレース事業は、昭和25年に千葉県が全国に先駆けて事業を開始し、これまで187億円を一般会計に繰り出すなど県の財政に大きく貢献してきたところです。
しかしながら、景気の低迷、娯楽の多様化など社会経済環境の変化により、売上は平成2年度をピークに減少傾向に入り、平成10年度に単年度収支が赤字に転落しました。
このような中で、平成15年度の千葉県包括外部監査では、事業から撤退するか、単年度収支を黒字化して一般会計に寄与できるスキームを再構築するかの選択が提示されました。
これを受けて、平成18年度から、単年度収支を黒字化し、一般会計に寄与できる包括的民間委託を導入いたしました。
しかしながら、売上の減少傾向に歯止めをかけることができず、経営状況が好転する兆しが見られない状況にあります。
船橋市は昭和30年に施行者に加わり現在に至っております。この間、市施行分で約197億円を一般会計に繰出し、市財政に大きく貢献してきました。
売上及び入場者数は平成4年度をピークに減少の一途をたどり、平成9年度から単年度収支が赤字となり、平成13年度からは実質収支も赤字となり繰上充用で対応してまいりました。
その後、平成15・16年度の2か年で収支改善計画を実施するも収支改善に至らず、平成18年度から事業運営を千葉県同様に包括的民間委託に移行し、単年度収支を黒字化して小型自動車競走事業会計の債務の縮小に努めてまいりました。
しかしながら売上の減少に歯止めがかからず、平成26年度は業界支援を得ての事業実施となり、現状でも極めて厳しい状況が続いております。
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