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更新日:令和6(2024)年5月29日
ページ番号:19966
(平成21年4月22日)
平成21年4月臨時県議会の開会に当たりまして、知事就任のごあいさつを申し上げます。
先の知事選挙において、多くの県民の皆様から御支持をいただき、千葉県知事として、県政を担うことになりました森田健作でございます。
どうぞよろしくお願いします。
千葉県政のかじ取りを託され、まことに光栄に存じますとともに、その職責の重さに身の引き締まる思いでございます。
閉塞感あふれるこの時代に、「千葉県を元気にしてほしい。」「千葉県に光を当ててほしい。」との県民の皆様の熱い期待に、「必ずやる。」との信念を持って、全身全霊を捧げ、粉骨砕身する所存でございます。
これまでも、多くの皆様に申し上げてきたことですが、私たちの千葉県には、数多くの宝、ポテンシャルがあります。成田国際空港や東京湾アクアライン、全国屈指の農林水産業、風光明媚な自然など、本当にすばらしい宝がたくさんあります。
しかし、これを生かす積極果敢な政策が打ち出されず、守りの県政になっていたのではないでしょうか。
このままでは、いけない。
東京の後をついていくだけの県になってしまう。
私は、強い危機感を持ちました。
今、必要なのは、千葉の宝を外に向かってどんどんアピールしていくことです。千葉県の良さを全国、そして世界に発信していくことです。
千葉県には、それができる力があるはずです。
私は、千葉県の宝をもう一度見つめ直し、一つひとつに光を当て、さらに磨きをかけ、千葉のブランド力を高めてまいります。
私は、マニフェストに、アクアラインの通行料800円と成田・羽田間のリニアモーターカーの実現、移動交番の全県配備、元気な心を育てる教育、子育てサポート、知事は千葉ブランドのセールスマンなどを掲げ、「日本一の千葉」にしたいと県民の皆様に訴えてまいりました。
当選直後から、麻生総理大臣をはじめとする多くの方々と会談させていただくなど、私は、既に走り出しております。
もちろん、現在、千葉県の財政は逼迫し、47都道府県の中で唯一、財政調整基金はゼロであり、苦しいかじ取りとなっていることは十分承知しております。
だからこそ、県民の皆様の血と汗の結晶である大切な税金を、県民の皆様に還元するべく、無駄な公共事業を排し、一切の利権政治とは決別することを宣言いたします。
そして、私が何よりも大切に思っていることは、県民、県議会議員、県職員の皆様の叡智と力を集結すること、「チームスピリット」です。
私一人の力ですべてのことが実現できるものではございません。
また、行政に任せるだけでは、真に良い県をつくることはできません。
私たち県民一人ひとりが、やる気を持ち、行動を起こすことが必要です。そうすれば、結果は、必ずついてきます。
「開かれた千葉」「県民第一」を貫き、そして千葉県全域に出向き、県民の皆様と直接対話をしていくなど、皆様と肩を組み、一丸となって、県政を運営していく所存でございます。
今こそ、千葉が首都圏をリードするチャンスです。
千葉県が頑張れば、首都圏が変わります。そして、日本も変わります。
千葉県を、もっと活力のある、光の当たる県に、そして、子供たちや孫たちのためにも、みんなが「千葉県に生まれて良かった。」「千葉県に住んで良かった。」と、心から思える「次世代に誇れる千葉」を築いてまいります。
私、森田健作は、政策の実行を通じて「日本一光り輝く千葉県」づくりのために、邁進する所存でございます。
是非とも、皆様の御理解と御協力を賜るようよろしくお願い申し上げます。
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