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ホーム > 環境・まちづくり > まちづくり > 都市計画・市街地整備 > 都市計画 > 都市計画手続進捗状況 > 都市計画手続進捗状況(平成27年度) > 流山都市計画に関する千葉県都市計画公聴会の開催結果について
更新日:令和5(2023)年12月1日
ページ番号:17295
都市計画の見直しにより、流山都市計画都市計画区域の整備、開発及び保全の方針並びに区域区分を変更するにあたり、平成27年7月18日に公聴会を開催しました。
そこで2名の方から公述があり、その要旨と県の考え方を次のとおり取りまとめました。
これらのご意見を参考にさせていただき、都市計画案を作成していきます。ご協力ありがとうございました。
公述人 | 公述の要旨 | 県の考え方 |
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1 |
1.豊かな自然と表現するものには3通りの形態、「手つかずの自然」、「里山的自然」、「人為的に創出した自然」があり、自然環境の保護については、これら3つの形態に細分化して、目標を指し示す必要があるのではないか。 |
1.「自然」に関しては、「自然的環境の整備又は保全に関する都市計画の決定の方針」において、地域の特性を踏まえ、環境保全、レクリエーション、防災等の観点から、自然的環境を構成する主要な緑地について配置の方針を示しています。 ご指摘いただいた自然の形態の観点については、別途、市の定める自然保護計画等における自然保護の取組において参考とさせていただきます。 |
2.人口が増加している流山おおたかの森、セントラルパーク、南流山といった住宅地域と、少子高齢化が進み、人口減少傾向の江戸川台、平和台、宮園といった住宅地域では、街の様相から住民構成まで違うため、福祉的視点を入れて、中期的な都市計画の方針の差を明確にする必要がある。 |
2.住宅地を含めた都市計画の方針については、「集約型都市構造に関する方針」において、福祉的視点として、公共施設周辺のアクセス改善、施設のバリアフリー化やユニバーサルデザインの導入等を進めるとともに、駅周辺等では、高齢者や子育て世代など多様な社会ニーズに合った施設の立地等を進めるとしています。 本区域内にはご指摘のとおり、子育て世代が増加している住宅地と人口減少・高齢化等が進む住宅地があり、様々な世代の居住者がいることから、本案では多様なニーズに合ったまちづくりを進めていくこととしています。 |
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2 |
1.流山おおたかの森駅周辺は、子育て世代を中心に人口が増えてきている地域であり、この世代のニーズを十分つかんだ上で、将来引き続き住み続けてもらえるよう持続発展的な街を目指すのが望ましいと考える。 それを実現するために、「集約型都市構造に関する方針」の中の「駅周辺などでは、高齢者や子育て世代など、多様な社会ニーズに合った施設の立地等に努める」という表現を、高齢者がまず第一に出てくるのではなくて、「駅周辺などでは、子育て世代を中心としつつ、高齢者等にも対応した、多様な社会ニーズに合った施設の立地等に努める」という形に置き換えてもらいたい。 |
1.「集約型都市構造に関する方針」における「駅周辺」については、流山おおたかの森駅周辺に限定したものではなく、本区域内のJR武蔵野線、東武野田線、つくばエクスプレス等の各駅について、包括的に示したものであるため、本案のような記述としています。 |
2.「主要用途の配置の方針」の中の「流山おおたかの森駅周辺を流山新拠点として中心的な商業地を整備し、機能集積を図る」という記述を、子育て世代を一段前面に出して、「流山おおたかの森駅周辺を流山新拠点として、子育て世代を中心とした多様なニーズを充足するよう、中心的な商業地を整備し、機能集積を図る」という形で補足されてはどうか。
3.「市街地における建築物の密度の構成に関する方針」の中の「流山おおたかの森駅周辺の商業地及び業務地は、高密度な土地利用を図る」という記述を、「流山おおたかの森駅周辺の商業地及び業務地は、子育て世代を中心とした多様なニーズも考慮したうえで、高密度な土地利用を図る」という形で補足されてはどうか。 |
2,3.流山おおたかの森駅周辺については、ご指摘のように、増加する子育て世代のニーズにも配慮したまちづくりが必要と考えていますが、一方で子育て世代以外の様々な世代の多様な社会ニーズに合ったまちづくりを進めていく必要があると考えているため、子育て世代に特化せず、本案のような記述としています。 |
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