第513回千葉県開発審査会議事要旨

委員

：

資材置場の敷地にはどのようなものを保管しているのでしょうか。

事務局

：

解体工事で使用する重機等を保管していると聞いています。

委員

：

地目が山林ですが、資材置場として使用するにあたり、林地開発の許可等、関係法令は遵守しているのでしょうか。

事務局

：

資材置場として使用開始した平成30年の時点で、既に木がない状態であり、林地開発の許可等は不要であったと聞いています。

委員

：

林地開発の許可等が不要であったということは、資材置場の面積が3,000平方メートル未満ということですか。

事務局

：

地域森林計画対象の民有林であれば、林地開発の許可等が必要になるのですが、この資材置場はこれに該当しないため、面積は3,000平方メートル以上ですが、林地開発の許可等は不要であったと聞いています。

委員

：

この防犯管理棟により、どのように管理を行うのでしょうか。

事務局

：

社員がこの防犯管理棟に泊まり込みで、資材置場を監視すると聞いています。

委員

：

泊まり込みをするのであれば、給排水は必要なのではないでしょうか。

事務局

：

諮問者に確認したところ、給排水は不要ということです。

委員

：

建築基準法上では、居室という扱いになるのでしょうか。

事務局

：

そのとおりです。

委員

：

建築基準法は遵守しているのでしょうか。

事務局

：

遵守しています。

委員

：

用途変更前の介護老人保健施設と、用途変更後の介護医療院の定員数を教えてください。また、病院の病床数を教えてください。

事務局

：

施設の定員数は、用途変更前後共に95人です。また、病院の病床数は、188床です。

委員

：

事業者は、どのような理由で今回の用途変更を決めたのでしょうか。

事務局

：

介護医療院では、介護老人保健施設では対応できない一部の医療を提供できるため、今回の用途変更により、これまで病院に転院させなければならなかった患者の転院が不要になる等のメリットがあると聞いています。

委員

：

介護医療院は、新たに創設された施設なのですか。

事務局

：

介護医療院は、平成30年の介護保険法の改正により創設された施設です。

委員

：

昨今は、医療の進歩により在宅でも医療機器による治療ができるようになってきていますが、一方で、医療と介護の両方を受けるため病院に長期間入院せざるを得ない方もいるため、こういったニーズに対応するため、介護医療院が必要とされるようになったということかと思います。

委員

：

今回の用途変更により、前面道路の国道356号の交通混雑を新たに招くことはないでしょうか。

事務局

：

今回の用途変更では施設定員数や駐車場台数が変わらないため、交通混雑を新たに招く恐れはないと考えます。

委員

：

今回の用途変更にあたり、施設の改装・改修は行いますか。

事務局

：

間仕切り等を一部変更すると聞いていますが、大幅な変更はありません。

委員

：

施設の大幅な変更がなくとも、用途変更の手続きは必要なのでしょうか。

事務局

：

そのとおりです。