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更新日:令和6(2024)年8月8日

ページ番号:14131

光化学オキシダントとは

光化学オキシダント(以下、オキシダント)は、工場や車から出る窒素酸化物や炭化水素(揮発性有機化合物(VOC))が太陽からくる紫外線のエネルギーによって反応してできるオゾンやPAN(ペルオキシアセチルナイトレート)、アルデヒドなどの汚染物質です。オキシダントは一つの汚染物質の名前ではなく、オゾン、PANなどの総称です。

オキシダントの濃度が高くなり、遠くの景色やビルが「もや」がかかったように見えにくくなったりします。この状態を光化学スモッグと言います。
オキシダントは、高濃度になると、健康への影響を与えます。また、植物にも影響を与えており、ケヤキやポプラなどが落葉したり、アサガオなどに斑点が出たりします。

写真は光化学オキシダントにより被害を受けたアサガオの葉です。(白い斑点、褐色の部分が被害です。)

 

オキシダント発生図

あさがお1

 

オキシダントによる健康への影響

オキシダント濃度が高くなると、目やのどに刺激を与え、目がチカチカする、のどが痛い等の症状がみられることがあります。

健康被害の状況を把握するため、光化学スモッグによる被害を受けたかたは、市町村役場、地域振興事務所又は健康福祉センター(保健所)に連絡してください。

オキシダント濃度が高くなりやすい気象条件

光化学スモッグになると、下の写真のように遠くがかすんだりします。

 

視程1

 

視程2

オキシダント濃度が高くなりやすい気象条件は

  1. 日射が強い。
  2. 気温が高い(日最高気温が25℃以上)
  3. 風が弱い(4m/s以下)
  4. 大気が安定

とされています。

 

環境基準及び達成率

オキシダントの環境基準は「1時間値が0.06ppm以下であること」です。環境基準達成率等の算出にあたっては、昼間(5時から20時)の測定値を用いて行います。

測定を開始した昭和52年度以降、昭和57年度の1局及び昭和61年度の2局を除き、環境基準は未達成となっております。

お問い合わせ

所属課室:環境生活部大気保全課大気監視班

電話番号:043-223-3857

ファックス番号:043-224-0949

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