ここから本文です。
更新日:令和4(2022)年12月28日
ページ番号:14352
手賀沼水循環回復行動計画(以下「行動計画」という。)は、残された自然環境を生かし、水量の回復、水生生物や水辺地の保全という一体的な水環境の回復を図るため、平成15年度に策定した本県の独自計画であり、その後の湖沼水質保全計画(以下「湖沼計画」という。)の改定を受けて、2度(平成24年度、平成30年度)の改定を行っています。
令和4年3月の第8期湖沼計画の策定を受けて、手賀沼水環境保全協議会の専門委員会で意見をいただきながら行動計画の見直しについて検討を進め、このたび改定版を策定しました。
3つの視点(水質改善・水量回復、生物生息環境の保全、人と水との関わり合いの強化)から、課題解決に向けた具体的な取組を行動メニューとして体系化するとともに、各主体の役割分担を明確にし、連携・協働による取組を一層推進していきます。
目標年度:令和12年度
(1)かつて手賀沼とその流域にあった美しく豊かな環境の再生
(2)環境基準の達成
I水質改善、水量回復
「湖沼水質保全計画」に基づく各種施策の着実な実施により、沼の水質改善、水量回復を図り、沼底や水源の谷津において豊かな清水が湧くことを目指します。
主な取組:水質浄化対策、地下水の涵養と保全、湧水の保全
II生物生息環境の保全
水環境保全を進める上では、沼とその流域に棲む様々な生物が生息・生育しやすい環境づくりも重要であり、生態系の保全等の対策により、人との共生や生物多様性が持続的に保持されていくことを目指します。
主な取組:生物生息環境の調査、特定外来生物(植物)への対応、絶滅危惧種の水草の保全・再生、湿地や緑地等の保全、生物生息環境の保全に関する指標
III人と水との関わり合い強化
環境学習や清掃活動等を通じて、より多くの人が、水環境について考える契機を設け、ひいては、生活排水対策の実践など水環境保全の取組を促進することにより、一人ひとりの沼とその流域に対する意識の向上と、主体的な行動の増加を目指します。
主な取組:普及啓発活動の推進、調査・研究、親水施設等の整備、文化の保護・継承、水産資源の増大、親水性の向上
※一部ファイルサイズが大きいものがありますので、デスクトップなどに保存した後ご覧ください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください