公共用水域における水質・底質の放射性物質モニタリング調査結果（令和6年度1回目）

県では、公共用水域（手賀沼・印旛沼流域及び東京湾）における放射性物質の状況を把握するため、水質・底質のモニタリング調査を実施しております。

このたび、令和6年度1回目の調査結果をとりまとめました。

調査結果は、

（1）水質の放射性セシウムは、全地点で不検出でした。

（2）底質の放射性セシウムは、

手賀沼流域：92～1,418Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）

印旛沼流域：160～580Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）

東京湾：38Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）

であり、前回（令和5年12月）の調査結果と比較して同程度の値でした。

なお、底質の放射性物質は水底にあり、水で放射線が遮蔽されることから、生活圏への影響については、極めて少ないと考えています。

1調査概要

手賀沼及び流入河川：20地点（手賀沼16地点、流入河川4地点）

印旛沼及び流入河川：8地点（印旛沼1地点、流入河川7地点）

東京湾：1地点（流入河川河口部1地点）

令和6年6月14日から6月24日まで

放射性セシウム（134及び137）は全地点で検出されませんでした。

92～1,418Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）（最大値は大堀川新駒木橋）

（※180～1,222Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）：最大値は大堀川河口東）

160～580Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）（最大値は印旛放水路（上流）村上橋）

（※100～400Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）：最大値は印旛沼船戸大橋下流）

38Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）（花見川河口部）

（※39Bq/kg（1キログラム当たりのベクレル数）：花見川河口部）

※は前回（令和5年12月）の調査結果

次回は、令和6年12月に調査を実施する予定です。