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手賀沼に係る湖沼水質保全計画（第7期）の策定について

手賀沼に係る湖沼水質保全計画（第7期）（PDF：644KB）

趣旨

手賀沼は、昭和60年12月に湖沼水質保全特別措置法に基づき指定湖沼の指定を受け、平成27年度までに6期にわたる湖沼水質保全計画を策定し、各種施策を総合的に推進してきましたが、環境基準達成には、より一層の水質改善が必要です。

このため、引き続き手賀沼に係る湖沼水質保全計画（第7期）を策定し、総合的な水質保全対策の推進を図ります。

計画期間

平成28年度から32年度までの5年間

水質目標値

（注）
・目標：計画で定める各種対策を目標どおり実施した場合の数値
・参考：平成28年度以降、追加的な対策を実施しない場合の数値

計画の概要

長期ビジョン

水質改善・水量回復、生物生息環境の保全、人と水との関わり合いの強化の視点から、平成42年度までに、かつて手賀沼とその流域にあった美しく豊かな環境を再生するとともに、環境基準を達成することを目指します。

主な対策

生活排水対策

下水道の整備、高度処理型合併処理浄化槽の設置促進等により生活排水対策を推進します。

工場・事業場排水対策

水質汚濁防止法など法や条例による規制とともに、指導・啓発を推進します。

面源系対策

• 市街地対策
  雨水浸透施設の設置、透水性舗装の整備などの推進を図ります。
• 農地対策
  適正施肥や環境にやさしい農業の推進などにより、肥料投入量の削減を図ります。

沼等の直接浄化対策

流入河川等においては水路のしゅんせつ等により、沼内においては浄化用水の導入等により、直接浄化を図ります。

調査研究・普及啓発等

• 調査研究
  沼の水質汚濁メカニズムの解明や、水質浄化技術に係る調査等を通じて、今後の効果的な対策の検討を進めるとともに、気候変動など近年の新たな課題への対応を図るため、総合的な調査研究を推進します。
• 沼及び流入河川の水質状況の把握
• 地域住民等に対する啓発等

流出水対策推進計画

沼への汚濁負荷の割合が大きく、市街地・農地等からの流出水対策を推進すべき地区として指定した「流出水対策地区」（大津川流域）において、引き続き、重点的な対策を実施します。

計画策定の経緯

計画（素案）に対する意見の募集

平成28年12月27日から平成29年1月23日までの期間で意見を募集しました。

• 第7期印旛沼及び手賀沼に係る湖沼水質保全計画（素案）に関する意見募集結果