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報道発表案件

更新日:令和6(2024)年5月17日

ページ番号:309318

「千葉県営水道事業中期経営計画」に基づく平成30年度事業の実績及び評価結果について

発表日:令和元年10月7日

千葉県企業局管理部総務企画課

千葉県企業局では、平成28年度から令和2年度までの5年間を計画期間とする「千葉県営水道事業中期経営計画」を策定し、計画的な事業運営に取り組んでいます。また、計画の進行管理については評価制度を導入し、企業局による内部評価と外部有識者による第三者評価を実施しています。

計画3年目にあたる平成30年度事業については、実績の一部に未達成があるものの、計画全体の成果目標を達成したため、内部評価の結果としては、「成果が出ている」としました。この内部評価に対しては、「妥当である」との第三者評価をいただいたことから、計画は概ね順調に進捗しているものと考えます。

1.計画の体系

千葉県営水道事業中期経営計画では、基本理念「いつでも、安全でおいしい水を安定して供給し、お客様が安心し、信頼を寄せる水道」の実現に向けて、「『強靱』な水道の構築」「『安全』な水の供給」「お客様からの『信頼』の確保」の3つの基本目標を掲げています。

また、基本目標の達成を支えていくため、「運営基盤の強化」を設定し、人材面・業務能率・経営面について強化を図ります。

※「千葉県営水道事業中期経営計画」については、千葉県営水道ホームページをご覧ください。

2.平成30年度事業の実績

平成30年度に実施した主な事業は以下のとおりです。

基本目標1:「強靱」な水道の構築

  • ちば野菊の里浄水場(第2期)施設整備における工事の発注及び着手
  • 東日本大震災の教訓を踏まえた湾岸埋立地域を中心とした管路の耐震化の推進

基本目標2:「安全」な水の供給

  • 水源の水質保全・監視のための水質調査の実施
  • 赤濁水等の発生を防ぎ適切な水質を確保するための送・配水管の計画的な洗浄の実施

基本目標3:お客様からの「信頼」の確保

  • アンケート調査等によりいただいたご意見を踏まえた業務改善の実施
  • 省エネルギー機器の導入や、浄水発生土等の再資源化の推進

運営基盤の強化

  • 健全経営の確保のため、企業債発行額を80億円に抑制し、元金約123億円を償還することで企業債残高を縮減

3.評価結果

(1)内部評価

基本目標1~3に位置付けた7つの主要施策のうち、4施策を「a:成果が出ている」と評価しました。なお、(1)安定給水の確保、(5)おいしい水の供給、(6)お客様サービスの推進については、アンケート結果や取組の進捗について、一部目標に達しなかった項目があったものの、取組全体としては、概ね進捗したことから、「b:概ね成果が出ている」と評価しました。

「運営基盤の強化」については、7つの主要施策の達成度を踏まえ、経営の健全性・効率性については維持されているものと考えられることから、「a:成果が出ている」と評価しました。

以上のことから、平成30年度における計画全体の進捗としては「成果が出ている」と評価しました。

(2)外部評価

上記の内部評価の結果に対して、「妥当である」旨の第三者評価をいただきました。

外部評価の主な意見

  • 自ら主催しないもの(自治体のイベント開催の有無)が実績(アンケート収集割合)に影響している状況なので、代替的な方法を検討した方が良い。

4.今後について

評価結果を踏まえて業務改善を行うとともに、引き続き、中長期的な視点の下、収支バランスを考慮した計画的な事業運営を推進することで、健全経営を確保しつつ、基本理念の実現を目指します。

 

(参考)

評価の仕組みについて

企業局では、計画の進行管理を適切に行うとともに、効果や効率性をチェックして次への改善につなげるため、各取組の達成状況や施策の成果、今後の進め方について内部評価を実施しています。
さらに、「千葉県営水道事業中期経営計画評価会議」において外部の有識者から内部評価の妥当性について基本目標毎に客観的な評価やご意見等をいただく、2段階評価方式を採用しています。

千葉県営水道事業中期経営計画評価会議委員

委員氏名(五十音順) 現職

阿部京子

消費者団体千葉県連絡会代表幹事

荒井康裕

首都大学東京大学院都市環境科学研究科准教授

太田正(座長)

作新学院大学名誉教授
小熊久美子 東京大学大学院工学系研究科准教授
藤代政夫 公認会計士、千葉県監査委員

委員は、学識経験者、公認会計士、消費者代表から選任

評価作業の経過

(1)内部評価の実施

令和元年7月31日(水曜日)

(2)評価会議委員による外部評価の実施

令和元年8月27日(火曜日)

計画の体系と平成30年度評価結果について

計画の体系および平成30年度評価結果一覧(PDF:58KB)

評価結果(施策評価調書)

  • 平成30年度に実施した施策等の内部評価・外部評価の結果(施策評価調書)は以下のとおりです。
  • 基本目標及び主要施策名をクリックすると、施策評価調書(PDFファイル)がご覧になれます。

内部評価

企業局では主要施策と主な取組単位で目標を設定して、その達成状況等について内部評価を実施しています。評価調書は主要施策別に作成しています。

基本目標 主要施策
1.「強靭」な水道の構築

(1)安定給水の確保(PDF:203KB)

(2)耐震化の推進(PDF:156KB)

(3)危機管理体制の充実(PDF:183KB)

2.「安全」な水の供給

(4)安全な水づくり(PDF:184KB)

(5)おいしい水の供給(PDF:184KB)

3.お客様からの「信頼」の確保

(6)お客様サービスの推進(PDF:197KB)

(7)大規模事業体の責務と社会貢献(PDF:194KB)

運営基盤の強化(PDF:285KB)

外部評価

内部評価の妥当性を千葉県営水道事業中期経営計画評価会議において外部有識者に客観的に判断していただいています。評価調書は基本目標別に作成しています。

基本目標 主要施策
1.「強靭」な水道の構築(PDF:245KB)

(1)安定給水の確保

(2)耐震化の推進

(3)危機管理体制の充実

2.「安全」な水の供給(PDF:245KB)

(4)安全な水づくり

(5)おいしい水の供給

3.お客様からの「信頼」の確保(PDF:245KB)

(6)お客様サービスの推進

(7)大規模事業体の責務と社会貢献

運営基盤の強化(PDF:245KB)

報道発表資料

「千葉県営水道事業中期経営計画」に基づく平成30年度事業の実績及び評価結果について(PDF:202KB)

お問い合わせ

所属課室:管理部総務企画課政策室

電話番号:043-211-8363

ファックス番号:043-274-9801

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