建設キャリアアップシステム活用工事の試行について

　建設キャリアアップシステムは、建設技能者の資格や現場での就業履歴等を登録・蓄積し、技能・経験が客観的に評価され、建設技能者の適切な処遇に繋げる仕組みであり、これにより、「若い世代がキャリアパスの見通しが持てる」、「技能・経験に応じて処遇を改善する」、「技能者を雇用し育成する企業が伸びていける」建設業を目指し、国と業界団体が連携して官民一体で普及を推進するものです。

　県では、建設キャリアアップシステムの普及・活用を促進するため、建設キャリアアップシステム活用工事を試行しています。

　企業局水道事業としても、建設キャリアアップシステムの普及・活用を促進するため、建設キャリアアップシステム活用工事を試行します。

対象工事及び実施方法

企業局水道事業が発注する全ての工事を対象とし、契約の締結後、工事着手前に受注者が希望した場合に実施します（受注者希望型）。

企業評価等

以下の実施項目の全ての目標基準を達成した場合、カードリーダー等の補助費用、工事成績評定における評価を実施します。

（工事成績評定における評価は、請負金額500万円以上の工事を対象）

実施項目	目標基準
事業者登録	元請業者の登録が完了していること。
技能者登録	1名以上の技能者登録が完了していること。
就業履歴蓄積	カードリーダータッチ率が30%以上であること。