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ホーム > くらし・福祉・健康 > くらし > 水道・下水道 > 千葉県営水道 > おいしい水づくりオフィシャルサイト|企業局 > 水のなるほど豆知識トップページ > その15手洗いに水道水が有効なのはどうして?
更新日:令和6(2024)年6月24日
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新型コロナウイルス感染症の流行により、感染症予防のために水道水で手洗いやうがいをすることが増えたと思います。そもそも、水道水を使った手洗いやうがいはどうして感染症予防の効果があるのでしょうか。
新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスはエンベロープとよばれる膜につつまれたエンベロープウイルスです。一般的にエンベロープウイルスは、消毒剤が効きやすいことが知られています。
水道水は水道法令により、「蛇口から出る水道水の塩素を0.1mg/L以上確保すること」が定められています。千葉県営水道では、法令に従い適切に塩素消毒を実施していますので、安心して水道水をご利用できます。
江戸時代から明治時代にかけて、コレラという病気が流行しました。コレラ菌が入った汚れた水を気付かずに飲んでいたのが流行の原因の一つでした。このような病気を予防するため、塩素消毒された安全な水道水の普及が進んだことにより、感染症患者数が減っていきました。
十分な水の量と勢いで洗い流すことが、ウイルスを落とす大きな効果となります。
<正しい手の洗い方>
手洗いの前には、爪を短く切り、時計や指輪は外しておきましょう。
1.流水で手を良くぬらした後、石けんをつけ、手のひらでよくこすります。
2.手の甲を伸ばすようにこすります。
3.指先・爪の間を念入りにこすります。
4.指の間を洗います。
5.親指と手のひらをねじり洗いします。
6.手首も忘れずに洗います。
7.石けんで洗い終わったら、十分に水で流し、清潔なタオルやペーパータオルでよくふき取って乾かします。
参考:手洗いポスター(厚生労働省)(PDF:222.7KB)(別ウインドウで表示)
参考文献:子供水道新聞2020年号「新型コロナを予防する手洗い・うがい・水道水のどうして?」日本水道新聞社
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