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ホーム > くらし・福祉・健康 > くらし > 水道・下水道 > 千葉県営水道 > おいしい水づくりオフィシャルサイト|企業局 > 水のなるほど豆知識トップページ > その9「渇水」と「水道水」の関係って?
更新日:令和5(2023)年8月28日
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長い間、雨が降らなかったりして、使える川の水が足りなくなったときを「渇水」といいます。利根川では、雨が少なかった1987年(昭和62年)、1990年(平成2年)、1994年(平成6年)、1996年(平成8年)、2001年(平成13年)、2012年(平成24年)、2013年(平成25年)、2016年(平成28年)と渇水がおきました。特に、1996年(平成8年)のときは、学校のプールが使えなくなったり、公園の噴水が止まったり、水が自由に使えなくなりました。
渇水が起きた際は、皆さんに節水をお願いすることになります。
※参考:水のはなし
渇水になると、皆さんの生活に多くの不便が生じます。そこで、千葉県営水道では渇水による断水や減水などの事態に備えて、給水車や給水タンク、ポリ容器などの応急給水の備えをする一方、ダムの建設に参画して水源の確保にもつとめています。
併せて、日頃から水を大切に使っていただくよう、節水への協力について広報活動なども行っています。
※参考:水のはなし
ダムには、大きく分けて次の3つの働きがあります。
(1)洪水調節
洪水時に上流からの水をダムに一時貯めるなど、河川流量を調節して下流域の洪水被害を軽減します。
(2)流水の正常な機能の維持
農業用水など既得用水の安定取水、河川環境の保全等のための流量を確保します。
(3)都市用水・かんがい用水などの確保
社会の発展に伴って増加する都市用水(水道用水・工業用水)、かんがい用水、発電用水などの需要に対して供給します。
このように、ダムは住民の安定した生活には欠かせない重要な施設です。
※参考:水のはなし
海の水を、飲料水等に使用できるようにすることを、海水の淡水化といいます。
海水の淡水化の能力は、全世界で約7千万m3/日となっており、その半分以上は中東の地域に集中しています。(2018年10月現在)
日本では、生活用水をつくるために使用されている海水淡水化プラントは、九州地方や沖縄県を中心に39箇所あり、その造水能力は約11万m3/日であります。(2021年3月末現在、日量10m3以上のもの)
しかし、海水の淡水化は、造水コストが高いため、日本では、河川などの水源のない島や特殊な事情がある場合に限られています。
※参考:水のはなし
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